トピックス

3月1日の「サンライフリハステーションOPEN」から1カ月が過ぎようとしています。
怒涛の引っ越しを終え、まだまだ荷物の整理もつかず、以前のような段取り良いオペレーションが定着しないままですが・・・
しかし、利用者さんやご家族、ケアマネージャーや支援チームのみなさまの多大なご協力により、何とか大きなトラブルなく、滞りなく4月を迎えることができそうです。
旧山田書店があったこの場所は、広すぎるほどの解放感で、聞こえるのは(利用者さんもスタッフからも)「歩きまわって疲れる」という声。確かにリハスペースからトイレまで、食堂テーブルからマシンまででも小走りしないといけないくらいの遠さを感じます。また、窓からは市街道路を歩く人たちが見え、気忙しさというより賑やかさを感じ、トレーニングジム機能としては抜群の飽きさせない景色を有しています。

「歩く必然性」はリハビリテーションにとって最も自然な(有効な)モチベーションであり、「疲れ」が「慣れ」となり、それが機能維持につながることは「必然」でしょう。
外ではいささか気が早い梅や桜が咲き始め、卒園式を終えた園児たち、春休みを楽しむ小学生、部活で走る中学生、コンビニで談笑する高校生がそれぞれ小春日和を楽しんでおり、新年度のにぎやかな日常が待ち遠しい次第です。

3月はある意味プレオープン期間とするならば、4月が本格的稼働月。大安の4月18日に上総社(神明神社)さまのご祈祷をいただくことになりました。その週に、関係者さま向けの内覧会を企画しておりますので、どうぞ覗いてみてください。。。


ぼた餅づくり


春分の日の前日、カラフルなエプロンの洗濯物が干してあるのをみて、「そうか!今日はぼた餅づくりの日だ」と思い出しました。
カラフルなエプロンはもちろん入居者さま用でして、厨房職員と一緒にぼた餅を手作りしたのですが、今回は食べられなかったので、心底後悔したのであります。
この企画は施設がOPENした2004年から21年間毎年欠かさず続けていて、なんと21年間連続出場記録を持つ入居者さんもいます。もちろん初参加の方もいらっしゃり、その味はいつも変わらず安定のおいしさなのです。
今年もぼた餅を食べて、お彼岸を過ごせて、あとは春を待つばかりです。。。



バレンタインデイに、たくさんのチョコレートをいただいた院長先生ですが、中でも特に嬉しかったのは今年107歳を迎える方から(昨年に続いて)いただいたチョコだったそうです。107歳のSさんは、院長先生を本当に信頼してくださっていて、先生も「ちゃんとお返ししたい」とホワイトデイを迎えた診察室での一コマでした。
利用者とスタッフにとって(バレンタインデイ)と(ホワイトデイ)は今や信頼関係を形に表す素晴らしい機会になっています。



3月1日のOPENに向けて、2月28日は本当に大忙しの一日だったそうです。。。
蓬莱町で12年間運営してきた「デイケア(サンライフリハセンター)」1日型は28日夕方ギリギリまで利用していただき、そのまま引っ越し。
翌日、この度OPENした「デイサービス(サンライフリハステーション)」は3月1日(土曜日)朝からのご利用・・・
全スタッフに加え、社長や院長も駆け付け、日付が変わる間際まで、残業して準備してくれました。

その3月1日は驚くほどの晴天!!スタッフは疲れもある中、OPEN初日のデイサービスを滞りなくこなしてくれました。。。
新しい建物は、越前市南地区にあった(旧山田書店)をリフォームし、敷地面積270坪/延べ床面積150坪の大空間となりました。
スタッフも走り回れば、利用者さんたちも、建物内を歩き(走り)回っておられます。
朝も夕方も多くの学生が目の前を通り、目の前のコンビニには高校生が集い、特別支援学校の学生はこの場所を停留や待合場所にしてくれて、周りはとてもにぎやかです。

リハステーション=地域の方々が早くもこの停車場(ステーション)を使ってくれているのは、我々が望んだ理想の光景かもしれません。
スタッフの皆さん、しばらくは走り回る日々が続きますが、地域に根付く場所になるよう頑張りましょう!!!



「介護人材確保・職場環境改善」というキーワードはいよいよ補助金の名前になってしまいましたが。。。
弊社の入居施設はまだまだ、アナログ作業が多く、国が求めているDXや科学的介護にはなかなか追いつかない状態ではあります。
しかし、生産性向上委員会のメンバーは着々とデジタル化を進めてくださっており、記録や情報の共有は少しずつ(否、かなり激変するほど)デジタル媒体に移行できるようになってきました。
S営業部長(箱折り企画でおなじみ)はその陣頭指揮を執り、様々な改革を進めてくれる頼りになる存在。システムをサンライフ用にカスタマイズし、情報入力を簡素化し、スマホやタブレットだけでなく、個人の端末でも操作できるように、また、年配のスタッフも操作できるようにマニュアル化してくれました。
先日は、その開発元の法人本部へ研修に行かれ、更なる定着を図れるように意見交換してきてくれました。
研修報告には、多くの技術の学びが書かれていましたが、「ただデジタル化するだけでは、冷たい施設になってしまう」という信念が随所に感じられ、「スタッフが心に余裕を作り、その余裕が入居者ケアに向くことこそがその目的」という思想がちりばめられていました。

その翌週には、事務長がDXセミナーに参加し、業界最大手の企業とアプリやシステム開発の研究協力が始まることになりました。
「AIによる〇〇ケアの多角的な分析」と称したその製品開発のプロセスに参加することで、「介護」×「AI」の可能性を広げられたらと思っています。


ページトップへ