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今年の暑い暑い夏、8月から9月にかけて、ホーム(特定施設)では4名の方がご逝去されました。
みなさま、サンライフの居室で最期の時間を過ごされました。
どの方もお食事や水分を摂ることも難しくなっていき、活動や発話も少しずつ少なくなる、辛い過程でした。しかし、スタッフの献身的なケアのおかげで、どの方もご家族から大変な感謝の言葉をいただきました。
遠方の方でも、日々の様子を画像や動画などでご報告し、居室で親族みんなで面会していただくなど、心の準備をしていただける配慮を続けたことも良かったように思います。
居室で息をひきとったあとは、お気に入りの服に着替えていただき、ご搬送の際はみんなでお見送りし、葬儀の際は施設長が自らお人柄や生活の様子を弔電にしたため、施設で過ごした写真はスナップ集にしてお渡しするなど、細やかな気配りも怠らなかったからだと思います。
また、ご本人が食べたいものを食べ、行きたいところに行くなど最期のご要望にもできるだけ叶えるようにも努めていました。
Sさんは最後に食べたお蕎麦の味はどうだったでしょうか?
悲しい最期ですが、本当に身に染みる感謝の言葉をいただき、この仕事してきてよかったなあとしみじみ思うものでした。
8月10日に100才、9月1日に106才とそれぞれKさん、Sさんおめでとうございます!!
100才セレモニーでスタッフのプレゼント贈呈を受けたり、ご家族に囲まれた衣装に身を包むKさん。照れ屋で普段はみせないはにかんだ笑顔を見せてくれたKさん、本当におめでとうございます。
そして、更に上をいく先輩がいらっしゃるもので、106才を迎えたSさんは貫禄の表情。これまで何度もお祝いをされてきたと思われるその落ち着きぶりで、お盆に面会に来てくれたご家族ととても良いスナップが撮れました。
人生100年時代。お二人の生き方にこれからもたくさんの学びを得たいと思います。