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ゲストをお呼びした演奏会などは数年控えておりましたが、先日、ついに数年ぶりとなる「和太鼓演奏会」を開催しました。
十分な感染対策、検査を行ったうえで、最少人数(2名)をお迎えしての演奏会。メンバーの一人はもちろんわが社のスタッフK君です。
迫力の演奏は、館内だけでなくご近所にも響き渡って、疫病を吹き飛ばす素晴らしい演奏でした。

そして、この度Kくんからみなさまに重大報告が!!「今年結婚します」と言った瞬間、どよめき、拍手喝さいが沸き起こりました。
*この写真の方ではなく、以前にもよさこいを披露しにこの施設に来てくれた女性だそうです。縁を感じますね。
幸せをみんなでおすそわけしてもらいました。おめでとう!!お幸せに!!



夜間中学映画上映会についてのお知らせです。
NPO法人自立支援ネットでは、10月19日(水)18:30より、アルプラザ武生(市民プラザ武生)4F多目的ホールにて、夜間中学映画「こんばんはⅡ」の上映会を開催します。加えて、研究の第一人者であります和歌山信愛大学の江口怜助教をお招きし、講演とパネルディスカッションを行います。入場無料、受付不要。
「夜間中学」という存在をなんとなく知っていたという方、公立夜間中学の設置運動があること、そして学ぶ場を必要としているひとがたくさんいること・・・越前市の実情を考えながら、この設置運動を勉強してみませんか?
サンライフ小野谷も事務局として応援しています。 お問合せ0778-21-1068(谷口)まで 


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福井新聞記事

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リレーションシップほくりく


先日、福井新聞さんが箱折りの取材に来てくれました。
今年で丸3年続いているこのプログラムを「素晴らしい」と、2面の大きなスペースで載せてくださり、様々なところからたくさんの反響をいただきました。記事にもあるように、毎日決まった時間に「出勤」し、仕事をこなし、報酬を得る。高齢者施設ではなかなかなかった取り組みですが、利用者のみなさんは本当に黙々と真剣に作業し続けています。
施設だけではなく、今は、デイケア(越前市の介護予防総合事業)にも波及し、「今日は仕事ないの?」と聞いてくださるくらい定着していて、仕事全般を管理する佐藤さんはいつもてんてこまいです。

サンライフの三村昌之院長からも、「とにかく3年間続けていることが素晴らしい。1日や2日なら誰でもできる。90才を超える方々の純粋に仕事に打ち込む姿勢を引き出している素晴らしいプログラム」と評価していただきました。

コロナも収束し始め、日常が戻りつつありますが、この箱折りだけはこの先もずっと続くでしょう。
「誰かの役に立っている」ことが喜びにつながっている限り・・・。


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福井新聞(R3.10.3)記事です


独楽吟を詠む会

令和独楽吟~橘曙覧顕彰短歌コンクールに応募するため、即席の歌を詠む会を開きました。
ところでこの橘曙覧という方、武生が誇る文筆家、教育者であります上坂紀夫先生の「自由自在」にはその生い立ちが記されておりまして、今更ながら調べてみますと幼少期に武生天王町あたりで過ごしたことがあるという。その場所には福井銀行橘支店という古き良き時代の建物があったそうで、当時の豪商や文化人が集まる町一番のにぎやかだ場所だったそうです。
サンライフはそこから数十メートル。コンクールは28回目と大分昔から催されているようですが、あらためてこの縁を感じ作品を応募してみたいと思います。
初回にもかかわらず、入居者さんも職員もみなさんたくさん作ってくれました。コロナ禍の楽しみが少ない毎日で、「楽しみ」をみつけるのってとても大事ですね

参莱富で独楽吟(令和四年九月九日)

楽しみは 毎日寝床につくころに 娘と逢う日の夢を見るとき   宮守 藤子

楽しみは おいしい夕食食べた後 ベッドに寝そべりドラマ観るとき                     
楽しみは 普段持たない筆を持ち お手本通りの字が書けたとき  嶋村 尚子

楽しみは バナナの皮をスルリとめくり にほひがそっと鼻かすむとき 吉村 昭

楽しみは 妻と一緒に食堂座り 好きな演歌のカラオケするとき
楽しみは お久しぶりの藪入りで 息子と一緒に酒飲めるとき   伊藤 利尾

楽しみは いつも見慣れたメンバーで 手足動かし体操するとき  佐々木 美栄子

楽しみは 東京行ってた孫たちが 元気な姿で帰ってきたとき  正光 きよ子

楽しみは 災害備えしとま屋に 蛍袋の花咲けるとき   折橋 與三松

楽しみは 毎日リハビリ耐え剥いて 思いギプスが軽くなるとき
楽しみは お腹の虫が騒ぐころ 今日の献立想像するとき   吉田 みねを

楽しみは 都会に出ている息子らと ガラス越しでも顔会わすとき
楽しみは はじめてまいた花の種 今か今かと咲くの待つとき   山田 りよ子

楽しみは 青春時代を思い出し アバンギャルドを懐かしむとき
楽しみは 姉妹四人で旅をして 撮った写真ではしゃいでいるとき 森上 節子
  
楽しみは 毎日病める足腰に 湿布を貼ってスーッとするとき   藤井 百合子

楽しみは 今朝しおれていた日日草 帰路は元気に迎えてくれる  小池 朱理

楽しみは ベッドでゴロゴロ休日に いつの間にやら外は夕闇
楽しみは 集団体操前に出て 僕の指導で皆動くとき  田中 康光



福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧(たちばなのあけみ)といえば「独楽吟」。それは「たのしみは~とき」の形で詠まれる短歌のこと
福井市で開催される恒例の短歌コンクールに今年は多数応募しようと思っています。こんな世の中、些細な楽しみをも見つけていかないと…

 楽しみは墓の周りの雑草を すべて刈り取りセミが鳴くとき

 楽しみは夏の夕暮れグランドで 息子の投げる球受ける時 

 楽しみは自粛期間を乗り越えて 距離近づけて君と会う時

 楽しみは墓の周りの雑草を すべて刈り取りセミが鳴くとき

 楽しみは先月逝った曾祖母が 残した日記でほくそ笑むとき
 
 楽しみは父ちゃん母ちゃんお出かけで おやつとゲームを探しだすとき

 楽しみは夏の早朝マラソンの 帰りのコースで会うにわか雨

 楽しみは家路に向かう路地裏に カレーの匂いが漂ってるとき 

 楽しみは海水浴の帰り道 車の中でウトウトするとき

 楽しみはリュックサックに荷物詰め 天気予報の晴れが出たとき

 楽しみは休日出勤終えた夜 娘が作ったおかずがあるとき

 楽しみは病院食を残す夫 わたしの煮物だけ食べるとき

 楽しみは可愛いふで箱買いかえて えんぴつ消しゴム入れ替える時 

 楽しみはもらった小銭をにぎりしめ 縁日屋台に走っていくとき

 楽しみはラジオ体操終えた朝 午後の遊ぶ約束するとき 

 楽しみは買い物、洗濯、風呂掃除 全て終わって昼寝するとき ・・・さて入賞なるか???


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