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夏の終わり


8月がもうすぐ終わり。暑い暑い夏ももうあと少し。朝晩は少しずつ涼しくなって、蝉の声が小さくなり、鈴虫が映える季節になってきました。今年の夏も、「何もしてはいけない夏」であり、スタッフには「外出禁止、飲み会禁止、おとなしく家にいて」と悲しい指令を出し続けたさみしい夏でした。

そんななかでも、みんな少しは思い出ができたらしく、子供たちの夏休みのスナップをいただきました。ほっこりする写真ばかりで癒されます。
そういえば今年は虹がたくさん観れましたね。

「光が見えた」という首相の言葉を信じて、まだまだ耐えてがんばらねば・・・


中国語講座

毎月恒例の「中国語講座」の成果が日常にもあらわれています。
習い始めて約1年。おはようのあいさつから、早上好 (ザオ シャン ハウ) !が飛び交います。入居者はもちろん、スタッフも。
辛苦了(シン クーラ)はお疲れ様ですの意味。日本語よりもなんとなく嬉しく、癒されるように聞こえます。

それもこれも講師Tさんのネイティブな発音のおかげ。テキストを用いた本格的な講座で、これからますます上達しそうですが、やはり、幼少期に中国(満州)などで過ごした経験が生きている方も多いようです。小さいころに習ったことは、いつまでも忘れないもの。
懐かしさとともに、新たな勉強の場として、今後も期待しています!!


QOL企画=ご自宅帰省

介護付きホームの名物企画「QOL企画」とは、入居者のみなさんのQOL=クオリティオブライフ向上のため、願いや思いを叶える企画です。今回はOさんのご要望で、しばらく帰っていなかったご自宅に帰省してきました。
担当のTリーダーと一緒に、家に着くと1~2年ぶりの我が家をみて、ちょっと感極まってしまったのか、涙が出てきたそうです。
施設に入居することで、ご本人ご家族ともに安心や安全を得ることができますが、心のどこかで長年住み慣れた家を離れた寂しさがあったのでしょう。こうやって帰省することで、心の整理ができたらいいなと思いました。
また、何気ない日常を過ごしていても、こうやって入居者の思いに寄り添う企画をするスタッフの優しさも素晴らしいと思いました。


昨年度から始まりました、第三者相談員制度についてちょっとご案内します。
コロナ禍による研修機会の激減、利用者・ご家族・職員それぞれのストレス、職場の環境改善の必要性・・・など福祉施設として多くの課題が蓄積された昨年度、社内の人員だけで複雑な問題を解決することができず、今回思い切って社外の専門職・学識経験者に(第三者相談員)として就任をお願いしました。しかも、4名の方々に同時に依頼し、それぞれの役割をお願いしたのであります。

お忙しい中、みなさま快く引き受けてくださり、いわゆる(第三者委員)とは一線を画した新たな制度(取り組み)がスタートしました。
苦情相談や第三者評価といった一時的な法人外窓口・評価ではなく、継続的で建設的な第三者の相談員制度であります。
就任してくださった方々をご紹介すると、
①某大学の学識経験者で、社会福祉士、研究者
②精神保健福祉士で、某法人の管理者
③元社福法人の管理者、カウンセラー、僧侶
④独立型ケアマネージャー(社会福祉士) という地域で活躍するすごいメンバーが集結してくださいました!!

どんなことを依頼しているかというと
弊社のスタッフへのランダムなヒアリング、ストレスが蓄積している希望者のヒアリング、自身の性格や特性に悩むスタッフへのカウンセリング、入居者(ご家族)の悩み相談、認知症利用者へのグループヒアリング、法令遵守チェック、在宅ケースワーク(マネジメント)事例相談…など。またそこから挙がった課題をフィードバックするリーダー研修、職場環境や虐待防止チェックまで。
第三者が介入してくださるメリットは想像以上に大きく、職員間、利用者間では直接伝えられないことを拾い上げ、解決改善のヒントをくださり、それぞれが本当に大きな気づきをいただいているようです。
「風通しよく」することで、コロナの影響による「精神的な感染作用を浄化する」ことが今回の狙い。4人の方々のご協力ご尽力に心から感謝しています



愛山荘の梅ジュース

ONODANIグループが管理運営する「愛山荘」では、梅の木が最盛となり、厨房の栄養士さんらが収穫に行ってくれました。
入居者さんもお誘いしようとしましたが、あいにく気温上昇で熱中症になっては危険とスタッフのみで。タオルをほっかむり、軍手をして、脚立を使って沢山のとってきてくれました。
さっそく、もいだ梅を使って今度は入居者さんが梅ジュースづくり。毎年行っている作業なので、慣れている人も多く、おいし―ジュースができました。熱中症予防にはもってこい、栄養塩分たっぷりで、今年の夏も元気に乗り切れそうです!!


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