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昨年度から始まりました、第三者相談員制度についてちょっとご案内します。
コロナ禍による研修機会の激減、利用者・ご家族・職員それぞれのストレス、職場の環境改善の必要性・・・など福祉施設として多くの課題が蓄積された昨年度、社内の人員だけで複雑な問題を解決することができず、今回思い切って社外の専門職・学識経験者に(第三者相談員)として就任をお願いしました。しかも、4名の方々に同時に依頼し、それぞれの役割をお願いしたのであります。

お忙しい中、みなさま快く引き受けてくださり、いわゆる(第三者委員)とは一線を画した新たな制度(取り組み)がスタートしました。
苦情相談や第三者評価といった一時的な法人外窓口・評価ではなく、継続的で建設的な第三者の相談員制度であります。
就任してくださった方々をご紹介すると、
①某大学の学識経験者で、社会福祉士、研究者
②精神保健福祉士で、某法人の管理者
③元社福法人の管理者、カウンセラー、僧侶
④独立型ケアマネージャー(社会福祉士) という地域で活躍するすごいメンバーが集結してくださいました!!

どんなことを依頼しているかというと
弊社のスタッフへのランダムなヒアリング、ストレスが蓄積している希望者のヒアリング、自身の性格や特性に悩むスタッフへのカウンセリング、入居者(ご家族)の悩み相談、認知症利用者へのグループヒアリング、法令遵守チェック、在宅ケースワーク(マネジメント)事例相談…など。またそこから挙がった課題をフィードバックするリーダー研修、職場環境や虐待防止チェックまで。
第三者が介入してくださるメリットは想像以上に大きく、職員間、利用者間では直接伝えられないことを拾い上げ、解決改善のヒントをくださり、それぞれが本当に大きな気づきをいただいているようです。
「風通しよく」することで、コロナの影響による「精神的な感染作用を浄化する」ことが今回の狙い。4人の方々のご協力ご尽力に心から感謝しています



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