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毎年恒例となっています「永年勤続表彰」は、ここ数年感染対策の影響で、こぢんまりとした表彰式となっていました。
今年は、昨年に続き「20年表彰!!!」が2名、そして「10年表彰!!」が5名、「特別功労賞!」が3名という総勢10名を祝う大変おめでたい機会のため、利用者の方々を巻き込んでの表彰状授与式をさせていだたきました。
一口に10年と言いましても、それぞれの人生の大半を占めていると思われ、新卒の方などは22歳から一途にここで仕事を続けてくれているのであり、また70歳を超えても元気に続けてくれているのであり、そう思うとわが社に尽くしてくれていることに心から感謝の思いです。
とすれば、20年!戦士は本当の功労者であり、サンライフがここまで発展してきたのはこの方々のおかげと言いきれます。。。
現在、スタッフ85名のうち、10年を超えて勤めてくれている方がなんと30名を超えました(32名)。
来年も4名の10年戦士が表彰を控えています。
人材は「人財」とよく言いますが、まさにスタッフこそ会社の宝であり、これからも人を大事にする会社であり続けたいと思う所存でございます。
今年の暑い暑い夏、8月から9月にかけて、ホーム(特定施設)では4名の方がご逝去されました。
みなさま、サンライフの居室で最期の時間を過ごされました。
どの方もお食事や水分を摂ることも難しくなっていき、活動や発話も少しずつ少なくなる、辛い過程でした。しかし、スタッフの献身的なケアのおかげで、どの方もご家族から大変な感謝の言葉をいただきました。
遠方の方でも、日々の様子を画像や動画などでご報告し、居室で親族みんなで面会していただくなど、心の準備をしていただける配慮を続けたことも良かったように思います。
居室で息をひきとったあとは、お気に入りの服に着替えていただき、ご搬送の際はみんなでお見送りし、葬儀の際は施設長が自らお人柄や生活の様子を弔電にしたため、施設で過ごした写真はスナップ集にしてお渡しするなど、細やかな気配りも怠らなかったからだと思います。
また、ご本人が食べたいものを食べ、行きたいところに行くなど最期のご要望にもできるだけ叶えるようにも努めていました。
Sさんは最後に食べたお蕎麦の味はどうだったでしょうか?
悲しい最期ですが、本当に身に染みる感謝の言葉をいただき、この仕事してきてよかったなあとしみじみ思うものでした。