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苦節20年!、この度、ついに弊社の取り組みが全国大会にてグランプリ(日本一)に輝きました!!

演題は『100歳も現役“働くリハ”が入居者を変え、介護職を救う~60歳非専門職が支える66カ月の成果~』

10月27日@東京神田明神ホールにて、15組の優秀賞を獲得したホームが揃い、3番目で発表した(谷口、佐藤)は緊張の面持ちで結果発表を待っていました。出場された他施設の取り組みはどれも素晴らしく、結果発表を受けた瞬間は正直、茫然と立ち尽くすほどの感動がありました。

私が「リハビリテーション」に関わり続けてきたなかで持ち続けた信念は「働き続けることこそがゴール」だという思いです。
6年前に準グランプリをいただいた時も、終末期最期まで「される側ではなく、する側に立つ入居者」の事例を紹介しました。
今回、登壇した佐藤さんは、ホームに(箱折り=働くリハビリテーション)を取り入れ、6年間継続してきました。初めてその66か月の実績を分析した結果、驚くような効果があったことが判明したのです。
私は、心身機能の低下がみられる中でも、ご本人が一生懸命に(働く)姿にこそ、その到達(ゴール)の瞬間があると思います。
「rehabilitation(リハビリテーション)」の語源は、「re(再び)」+「habilis(ふさわしい、その人らしい)」「ation(状態にする)」
つまり「再びその人らしく生きられるようになる」ための支援です。
入居者の残存能力を活かし、社会(働き)につなげる。その仕組みを作ったのは、専門職ではなく60歳の介護未経験の男性でした。私はそこにドラマがあると思っています。
今回、入居者が“支えられる側”から“支える側”になり、その仕事は“へしこの箱”として社会に届きました。
よかったら発表をご覧ください。100歳の笑顔と成果で、介護の未来を感じていただけると思います。


https://www.kaigotsuki-home.or.jp/schedule/2025/500
(発表動画ホームページ)

https://www.youtube.com/watch?v=Da-kdXPBphM&t=17316
(発表当日の動画)


ファイルイメージ

↑研究抄録集です



9月より、新たな人事や新体制がスタートしました。
居宅介護支援(ケアマネ)事業では、これまでの4人体制から6人(兼務含む)に増員しました。
この多くは社内のスタッフがキャリアアップして資格取得された方々です。
施設の計画作成担当者(ケアマネ)もすでに4月から3名体制となっており、なんとこれで実に12名がケアマネの資格を持ち、それぞれの部署で力を発揮してくれています。(*しかも今年も2名が受験予定)

また、法人本部では、新たに執行役員(本部長)を任命しました。入社22年、福祉用具事業部長を経て、今後は居宅や通所部門も統括し、経営陣の一員として正式に加わってもらいます。

10月からの半年にむけ、更に地域に貢献できる組織へそれぞれの部門を強化していく方針です。
新たにケアマネとして、また、新役員となったスタッフの活躍に、会社も全力で応援していきます!!



この度、2019年以来6年ぶりに応募した研究発表が、見事に優秀賞に選ばれました。
ついては、この応募研究を10月に東京にて発表することになります。
テーマはサンライフで活躍する入居者(=箱折り作業の5年間)と、サンライフで活躍する60歳以上のスタッフをとりあげたもの。
6年前に「準グランプリ」を得たときも、焼肉のタレづくりで生きがいを取り戻した方の事例でしたが、それを今回、発展し継続させてきた成果です。
発表するのは、箱折り作業を統括するSさん(60歳)。おそらく発表者のなかで最年長になるでしょう。
しかし、日々、地道この活動を続けてくださったことが、どれだけ入居者やスタッフにとって有益なものであったか証明する良い機会になります。
東京で祝杯をあげることができるように、頑張ってよい資料を作りましょう!!


新幹線で写真展へ

その写真展を直接見せてあげたいと考えた娘さんとケアマネが、入念な計画を立て、この度、北陸新幹線に乗って福井駅ハピリンに行ってきました!!
越前武生駅から福井駅までの一区間のみ新幹線を使うことも珍しければ、106歳の方が乗車したっていうのもとっても珍しいことではないでしょうか?
この9月1日には107歳を迎えます。ご本人は冗談で「冥途の土産」と繰り返していますが、これだけ楽しく、喜んでくれる土産なら何度でも企画してあげたい!!
ご本人が写った写真展をじっくり眺めたうえ、新しい福井駅や新幹線まで体験し、食事をして本当に充実した一日でした。
企画したケアマネは猛暑の汗だくでしたが、同じように充実だったと思います。サンライフらしいQOLを重視した素晴らしい企画でした


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