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福井県立大学永井先生を講師にお招きし、虐待(身体拘束)防止研修を実施しました。
先生が「これは画期的な研修です」と紹介くださった今回は、なんと入居者さんと一緒に受講し、グループディスカッションを行うものでした。「虐待や身体拘束」と耳にすると、やはり怖いイメージがあり、戦々恐々としてしまう雰囲気がつきものですが、サンライフでは一味違います。
「入居者さんに対する自分の行動を振り返り、不適切な支援に気づく」ことを目的とし、そのためには、「余裕のある職場づくりや誰もがお互いに言いやすい環境風土が大切」という価値観を共有していく必要があるという。
先生から(職員→入居者への不適切な支援)という単純な図式で語り合うのではなく、お互いが対等な立場に立ってみて、その上で普段お互いにストレスが溜まってしまう場面を振り返ることが大切と教えていただきました。
更に「スピーチロック」を一つのテーマとして、なぜ言葉で行動を制止してしまうのか?そんな場面では入居者のみなさまはどのように感じるのか話し合いました。普段関わる介護職だけではなく、取締役や管理職、介護職に加え、宿直さん、事務、調理師さんなど普段関わる多職種がテーブルを囲み、熱を帯びた素晴らしい議論がされていました。
この研修は法律で義務化されているものですが、義務的にするのではなく、前向きに(より良い職場、よりよい生活の場)を作るための良い機会ととらえ、胸襟を開いた良い議論の場をこれからも作りたいと思います。
永井先生ありがとうございました。
みなさんは「ぼた餅」と「おはぎ」の違いを説明できますか?
春に作るこしあんを使った丸い形状のものが「ぼたもち」、秋に作る細長い俵型の形状で粒あんのものは「おはぎ」
春のお彼岸の頃は牡丹の花が咲く時期で、秋のお彼岸は「お萩」を由来として萩の花に見立てているからだそうです。
こんなこと若い者は知らないけれど、ご年配の入居者さんはご存じだったりします。
そして作る工程もさすが!!若い職員よりはよほど上手なので、ご指示を仰ぎながらつくりました。
3年ぶりに皆で一緒に作った牡丹餅は格別でした
わが社の取組が新聞記事になりました!!
2月28日に厚生労働省主催の「生産性向上の取組に関するセミナー実践報告会」にて、研修を受けたスタッフが取り組んだ業務改善が評価され、1500事業所が参加するオンラインセミナーでその実践事例を発表したものです。
全国で4事業所のうちのひとつに選ばれたのは、ICT改革と同時に非常にアナログなとても小さな取り組みが効果を生んだことが興味をひかれたのだと思います。
このプロジェクトチームを立ち上げたメンバーは(若手、ベテラン、Ns、リーダー)と(介護主任、次期施設長)で、多職種多世代の様々なポジションの方たち。「やりがい増し増しプロジェクト」と名打った取り組みは継続し派生し、その後も多くの効果を生んでいるようです。
もちろん、新しいシステム(カメラ、コール、モバイル、記録、勤怠・・・)も同時に進めており、やりがいを生み、向上させるために便利なツールをどんどん取り入れ、「余裕ある時間」づくりが全てのスタッフの目標に定着しているように思います。
厚労省のこの施策が単なる人減らし策ではなく、「余裕=利用者やご家族に寄り添える時間づくり」のための有意義な取組ととらえ、これからも様々なアイディアを集結させていきたいと思います。
今回の発表では、介護主任と次期施設長がたくさんの準備をして(パワーポイントを作り上げ)、たくさん緊張して練習して本番に臨みました。新聞記事でこのように取り上げてくれてとても嬉しいです!!!
この写真のこの巨大な物体はいったい何でしょうか?
実はこれ、プラネタリウムなんです。NHK福井放送さんがサンライフのレクリエーションの一環に試してほしいとこんな大きなものを運んできて、食堂で組み立てて、皆にみせてくれました。この巨大な球体の中には特注らしい大きなプロジェクターがあり、球体全体がスクリーンとなってとても立体的な迫力ある映像が映し出されるのでした。
今回は、福井の様々な自然の映像で、四季折々の花鳥風月が数分間に渡って次々と流れてきました。
特に、渓流を泳ぐ魚の映像や、星空、花はすなどは迫力があり、食堂だけど非日常を感じさせるすごい空間になっていました。
多くの入居者が体験されましたが、スタッフ(院長や事務長)のリアクションが一番大きかったですね!!
*その他にもNHK福井アーカイブから、武生の古い町並みや出来事、イベントの映像も流されてとても懐かしい体験でした。NHK福井さんありがとうございました。