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夏ごろより、武生高校探究科のお二人の研究に協力させていただいておりまして、今回は入居者にも参加いただき、お二人がテーマとした「AIツールによるコミュニケーションの円滑化」の実証実験に至りました。
およそ高校生が立案した研究テーマとは思えないほど論証のプランがしっかりしていて、我々現場当事者にとってもとても興味深いテーマでした。
研究対象となる入居者(お二人)は、最初とても緊張されていましたが、「私たちにもこんな若い頃があったのよ」とだんだん打ち解けてきて、実証場面はとても盛り上がりました。
AIの発展速度はずさまじく、介護現場においても今後さらなる実用化が期待されていますが、どこまで発展しても、支援者と利用者の人間としての信頼関係はその根底から揺らぐものではありません。そんな中でも、人材不足や支援の質の低下という課題に、AIは無限の可能性を秘めているように感じます。
初日から2日目にかけて、ツールの使い方に慣れ、会話の深化は想像以上に進んでいたように思います。
また、介護現場での実用化(ケアプランへの応用)のアイディアも生まれ、若いこの二人の高校生が着眼した視点は、実践でも大いに生かせそうな気がします。
次の実証研究はどんな風になるでしょう?入居者も我々も興味津々、ぜひ表彰されるような研究に仕上がるようこれからも協力させていただきます!!
苦節20年!、この度、ついに弊社の取り組みが全国大会にてグランプリ(日本一)に輝きました!!
演題は『100歳も現役“働くリハ”が入居者を変え、介護職を救う~60歳非専門職が支える66カ月の成果~』
10月27日@東京神田明神ホールにて、15組の優秀賞を獲得したホームが揃い、3番目で発表した(谷口、佐藤)は緊張の面持ちで結果発表を待っていました。出場された他施設の取り組みはどれも素晴らしく、結果発表を受けた瞬間は正直、茫然と立ち尽くすほどの感動がありました。
私が「リハビリテーション」に関わり続けてきたなかで持ち続けた信念は「働き続けることこそがゴール」だという思いです。
6年前に準グランプリをいただいた時も、終末期最期まで「される側ではなく、する側に立つ入居者」の事例を紹介しました。
今回、登壇した佐藤さんは、ホームに(箱折り=働くリハビリテーション)を取り入れ、6年間継続してきました。初めてその66か月の実績を分析した結果、驚くような効果があったことが判明したのです。
私は、心身機能の低下がみられる中でも、ご本人が一生懸命に(働く)姿にこそ、その到達(ゴール)の瞬間があると思います。
「rehabilitation(リハビリテーション)」の語源は、「re(再び)」+「habilis(ふさわしい、その人らしい)」「ation(状態にする)」
つまり「再びその人らしく生きられるようになる」ための支援です。
入居者の残存能力を活かし、社会(働き)につなげる。その仕組みを作ったのは、専門職ではなく60歳の介護未経験の男性でした。私はそこにドラマがあると思っています。
今回、入居者が“支えられる側”から“支える側”になり、その仕事は“へしこの箱”として社会に届きました。
よかったら発表をご覧ください。100歳の笑顔と成果で、介護の未来を感じていただけると思います。
https://www.kaigotsuki-home.or.jp/schedule/2025/500
(発表動画ホームページ)
https://www.youtube.com/watch?v=Da-kdXPBphM&t=17316
(発表当日の動画)
こちらも恒例の和太鼓演奏会!!
いつもながらこの演奏会の参加率は非常に高く、あらゆるイベントの中で最も人気があります。
この日も、大迫力の大熱演となり、太鼓の(振動)は蓬莱町中に響き渡りました。
ゲストの皆さんはここ数年毎年来てくれています。加えて中心となって演奏してくれたKくんはわが社のリーダー10年目。
ということは、学生時代から続いているこの演奏会は数えると12年??
干支一回りになるまで毎年続けてくださっていることに心から感謝申し上げます。また来年!!!
10月、11月と恒例の懇親会を開催しました。
今や100名に迫るスタッフ全員が集まることは、まあ難しいので、2回に分けましたがそれでも全員は揃わず・・・
社長のポケットマネーにて、豪華なお食事をいただき、更に豪華?ビンゴ大会もあって両日とも大変盛り上がりました。
7部門の部署にわかれてそろぞれ頑張るみなさんは、意外とお名前もお顔も知らずわからず、一致しないってこともあります。
なので、ビンゴ大会は自己紹介の場でもありました。個性あふれる自己紹介はサンライフの幅の広さを物語っていましたね。。。
そして10年永年勤続表彰は今年も4名。うち、2人は新卒入社で10年目!!感慨深い表彰式にもなりました。
