トピックス
南ゆかりさんが今年も来てくださいました。
今年の夏に、個人的に子どもを連れて陶芸村のだいこん舎さんで、ピアノや歌の会に参加させてもらったときに「来てください」とお願いした次第です。
今年も暑い夏でしたが、昔ながらの古民家の畳の上で聴くピアノと南さんの歌は至福の時間でした。
いつも思うのですが、曲の雰囲気がハンバートハンバートにそっくりなんですね。
新しいアルバム「あなたがいてくれてありがとう」は、特に晴れた日の昼下がりによく似合い、ほっこりさせてくれるアルバムです。
今回もサンライフの入居者のために、そのアルバムから、そして童謡や有名な歌もたくさん唄ってくれました。
里の秋 もみじ村祭り 証城寺の狸囃子 愛燦燦 上を向いて歩こう 見上げてごらん夜の星を バラが咲いた ふるさと 浜千鳥
アルバムから 『ピクニック』 『あなたがいてくれてありがとう』
ある入居者さんは、昔、日舞の先生をされていた方で、めったに褒めない厳しい人なのですが、
その方が涙して「とってもよかったわあ」と南さんの手を握っておられました。
気持ちよくわかります。みなさん一緒になって本当に大きな声で唄っておられました。
最後は、食堂の雰囲気が一体となって、ちょっと感動的になりましたね。素晴らしかったです。
またきてください。またそば食べに行きます!!
何度かHPでもご紹介しましたQOL向上企画。
「ご本人が望むことをできる限り実現する」ことを目標に、サンライフの事業計画や業務分掌に載せて半年。これまで5人の方の企画を実現してきました。
今回は、御年102歳を迎えるWさん。これまでの方と同じように「実家が見たい」「住んでいた家に行きたい」との要望で、数年ぶりに帰宅しました。
以下は担当介護職の記録から抜粋です↓↓↓
10月19日(水)晴れ
自宅と生家周辺にドライブに行きました。自宅ではまず畑を見て喜ばれました。自宅の中に入り、新しくなったキッチンをみたり、お仏壇参りをされました。数珠を握って拝まれる姿がとても印象的でした。畑に戻るとご近所さんに偶然出会い、握手して懐かしいと話をされました。大根がよく育っていて、カブやほうれん草、折れ菜なども植えられていました。
帰り際にも別のご近所さんが来てくれて、とても感激されました。その後、生家付近もドライブし、もうなくなってしまったけど道はよく覚えておられました。サンライフに戻ってきたときのあの充実した笑顔や実家のことを楽しそうに語る姿は忘れられません・・・。
こんな感じの記録でした。介護職担当のOさん、相談員のYさん。おつかれさまでした。
あらためてQOL(生活の質)を真剣に考えることが、リハビリテーションの大きな柱だと実感した次第です。
秋は文化祭の季節。サンライフでも様々なレク教室があり、毎月様々な作品がつくられます。
せっかく作られたこの文化的功績(というと大げさすぎですが)をどこかで発表したいと思っておりましたら、お隣の北陸銀行武生支店さまが、ロビーで作品展をしませんか?とご提案くださり、9月の1カ月間展示することになりました。
入り口のもっともよいスペースをいただき、俳句、書道、小物、写真などたくさんの作品を展示してきました。
みなさん恥ずかしいとは言いながら、「見に行きたい」と散歩がてらみんなで何度も見に行きました。
銀行の担当者様から「とても評判いいですよ」とお褒めをいただき、みなさんの調子も上々。「来年はもう少しレベルを上げたものを展示したいわね」と早くも次回に向け意欲満々でした。
8月の夏休みも残すところもうあと一日ですね。
サンライフがある蓬莱町のご近所の皆さんは、そんな夏休みに関係なく、蔵の辻を会場に毎日ラジオ体操をされています。
毎朝6時20分ごろ顔なじみのご近所さんがあいさつしながら集まりだし、ラジオの音が鳴り、集まったみなさんで20分ほど体操され、終わったらまた少し雑談して帰宅される・・・これを1年通して毎日、ここ5年以上続けておられます。
サンライフの職員や入居者も参加させてもらっていて、このルーチンが一日の始まりで、とてもすがすがしく、元気な一日を分けてもらっているような気がしてとてもありがたい時間です。
今日は、台風の影響か雨が降り出しました。雨の日は蔵の辻ではできないので、中止になることが多いのですが、今日はなんとサンライフの建物の軒下で体操されていました。20人ほどの方が「雨ニモマケズ」クリニック前から玄関前まで一列に並んでラジオ体操されており、その風景はなんとも感動的でした。「ごめんね使わせてもらっているよ」とお隣さんから一言。こちらも嬉しくなり、「毎日でもここ使ってください」と答えました。
蓬莱町の皆さんはいつもなにかと行事に参加してくれたり、職員と交流してくれたり、町内会に誘ってくれたりいつも気を使ってくれます。今日のこの「サンライフ玄関deラジオ体操」をたまにやってもらって、更に多くの入居者や職員が参加させてもらおうと思ったすがすがしい朝でした。