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福井県立大学の公開講座で弊社の虐待防止の取り組みについて発表させていただきました。
看護福祉学部で高齢者福祉がご専門の奥西教授が、国の虐待防止研究の第一人者である柴尾慶次先生をお招きした講座です。
熱心な参加者が集まる中、福井県の実践事例としてサンライフの3年間の取り組みを紹介し、ディスカッションさせていただきました。

奥西先生も柴尾先生も、若いころの従事者としての現場経験が土台にあり、また、研究者としてこの問題に長年取り組まれている上でのお話は、とても重みがあり、ひとつひとつの言葉がとても胸に響くものでした。利用者の尊厳を保つため、環境づくり、管理者の理念、従事者の育成など議論の視点は多岐に渡り、改めて「虐待防止」が支援の質を上げるためのきっかけであり、建設的な取り組みなのだと勉強になりました。

懇親会でも、県内の方や学生さんらを交え、たくさんお話ができて、大変貴重な時間でした。このお二人が揃っている状況での様々な議論は、さながらゼミのようで、自分自身学生に戻ったときのように勉強の場になりました。貴重な機会をくださり本当に感謝しています。
今後とも、取り組みを続け、多くの共感者と(虐待防止の)良い風土づくりに貢献できたらと思います。



全国介護付きホーム研究サミットで事例発表してきました!!
過去にも、ケアマネジメント、認知症ケア、虐待防止の仕組みづくりなどで発表してきましたが、今回は、若手3人が発表者です。
約90の中から選ばれた10施設の研究発表は、東京虎の門にあるニッショーホールという大きな会場で2~300人の聴衆の前で行います。

この発表のために、施設内でも何度も練習したり、内容を吟味してきましたが、やはり本番になると緊張するもの。厚生労働省課長のご挨拶のあと、2番目だったため、いきなり舞台袖で待つ3人。心臓のバクバクが聞こえてきそうでした。しかし、いざ壇上に立つと、3人とも堂々と大きな声で発表し、発表の後の質問にもしっかりと答えていました。

今回の発表は、ICFアセスメントを活用し、利用者の声をしっかり汲み取り、QOL向上を図る取り組みでした。
実は昨年からベテランの休職(療養や産休)が続き、不安な毎日が続いており、若手介護職の成長が不可欠な状況でした。
介護職としてケアマネジメントの役割をしっかりと果たして、ただの「介護業務」ではなく、「この方が望むことはなんだろう」「それを実現するためにはどうしたらよいか」「治療やリスク管理がメインではなく、生活背景を考え、家族と信頼関係を築きながら目標や望みを実現させる・・・」そんな質の高い支援を目指してきました。

今回の3人はその中心人物です。ベテランを助け、後輩を育てる中堅職としていろいろと苦労があったと思いますが、発表のために自分が担当した事例を振り返ることで、自分たちをフィードバックできたと思います。日頃何気なく支援していても、様々な思いや、葛藤があり、日々悩みながらも着実に成長してきました。
発表後、事例となった利用者のご家族から、「発表してくれてありがとう」「サンライフの職員さんに関わってもらってよかった」「いつも温かく寄り添ってくれるから」とたくさんのお褒めの言葉をいただきました。何よりうれしい言葉でした。
まだまだ課題は多いし、失敗する毎日ですが、今回は自分たちを振り返るとてもいいきっかけだったと思います。自信を持って更に良い支援者になれるよう頑張っていきましょう。そしてまた、東京で旨い酒を飲みましょう!!!


食欲の秋、癒しの秋

冬将軍が近づきつつありますが、まだまだ季節は秋。
食欲の秋には、サンライフ厨房が誇る蕎麦打ち名人タマムラくんの出番です。うちたての新蕎麦のかおりを十分に楽しみました。
また、癒しの秋では、「みどり」のみなさんがボランティアでハンドマッサージをしてくれました。恒例の企画となり、職員もやり方を学んでみんなが癒しをいただきました。本当にみなさんいい表情です。秋の充実のひと時でした。


浪花こども園のみなさんが交流会に来てくれました。
31名の年長さんが元気に、歌や踊りを披露してくれましたが、それぞれの特技披露の時間がありまして。なかでもすごかったのは竹馬です。
かなり高い竹馬も平気で乗りこなしている子らを見て、すごい歓声があがりました。
その後もコマ回し、あやとり、にらめっこなど昔の遊びを通してふれあうことができ、とても楽しい時間になりました。

それにしても写真をみてください。こんなにいい笑顔はなかなか出ません。改めて子どもの力に感服です。特に、普段なかなか笑顔が出ない入居者さんが、満面の笑みを浮かべている姿をみると、すごいなあ、本当にありがたいなあと思った次第です。

先生方、園児のみなさん、また来てくださいね!!!


ファイルイメージ

笑顔の写真集です


全体ミーティング


秋の夜長は勉強の季節。先週の金曜日に19:00~21:30まで職員70名が(ほぼ)全員集合し、研修会「全体ミーティング」を開催しました。
職員全員がこうして集まるのは、入社式や忘年会など限られた機会のみ。特にこのミーティングは部署を横割りにした「班」で準備したプレゼン大会になっており、1か月以上前から若手の班長を中心にプレゼンの練習をしてきました。

今年のテーマは「10年後のサンライフ小野谷」について。
それぞれの班が、パワーポイントや模造紙、はたまたダンボールで模型を作ったり、人形劇になっていたり、工夫をこらし、趣向をこらした様々な演出で10年後の夢をプレゼンしてくれました。10年というと長いようで短いようで。夢のような未来の姿が現実になるかもしれません。
そんな中、ある班の発表で、入社12年のMさんが、「未来の事業や、形も大事だけど、一番大事なのは中身です! 今よりももっと中身の良い場所になってください。サンライフ小野谷は永久に不滅です!!」とアジテートしてくれました。

最後に三村社長より来年以降の事業計画が発表されましたが、「地域に開かれた明るく家庭的な支援を目指す」「まちなかの総合福祉相談所を目指す」という理念を再確認し、自分たちが一歩ずつレベルアップしていけるように頑張っていきたいです。


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