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全国介護付きホーム研究サミットで事例発表してきました!!
過去にも、ケアマネジメント、認知症ケア、虐待防止の仕組みづくりなどで発表してきましたが、今回は、若手3人が発表者です。
約90の中から選ばれた10施設の研究発表は、東京虎の門にあるニッショーホールという大きな会場で2~300人の聴衆の前で行います。

この発表のために、施設内でも何度も練習したり、内容を吟味してきましたが、やはり本番になると緊張するもの。厚生労働省課長のご挨拶のあと、2番目だったため、いきなり舞台袖で待つ3人。心臓のバクバクが聞こえてきそうでした。しかし、いざ壇上に立つと、3人とも堂々と大きな声で発表し、発表の後の質問にもしっかりと答えていました。

今回の発表は、ICFアセスメントを活用し、利用者の声をしっかり汲み取り、QOL向上を図る取り組みでした。
実は昨年からベテランの休職(療養や産休)が続き、不安な毎日が続いており、若手介護職の成長が不可欠な状況でした。
介護職としてケアマネジメントの役割をしっかりと果たして、ただの「介護業務」ではなく、「この方が望むことはなんだろう」「それを実現するためにはどうしたらよいか」「治療やリスク管理がメインではなく、生活背景を考え、家族と信頼関係を築きながら目標や望みを実現させる・・・」そんな質の高い支援を目指してきました。

今回の3人はその中心人物です。ベテランを助け、後輩を育てる中堅職としていろいろと苦労があったと思いますが、発表のために自分が担当した事例を振り返ることで、自分たちをフィードバックできたと思います。日頃何気なく支援していても、様々な思いや、葛藤があり、日々悩みながらも着実に成長してきました。
発表後、事例となった利用者のご家族から、「発表してくれてありがとう」「サンライフの職員さんに関わってもらってよかった」「いつも温かく寄り添ってくれるから」とたくさんのお褒めの言葉をいただきました。何よりうれしい言葉でした。
まだまだ課題は多いし、失敗する毎日ですが、今回は自分たちを振り返るとてもいいきっかけだったと思います。自信を持って更に良い支援者になれるよう頑張っていきましょう。そしてまた、東京で旨い酒を飲みましょう!!!


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