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2022年(令和4年)新年あけましておめでとうございます。
今年も雪景色となり、初日の出は曇り空でしたので、1枚目の写真は2005年、17年前の初日の出をUPしました。

昨年は、その17年前に当施設入居してくださった方が、年末に最期を迎えられました。17年前というと弊社サンライフ小野谷のこの建物が完成した年。開設当初からご入居くださり、本当に長い間、一緒に生活を共にしてきました。寂しさもありますが、感謝とともにその17年間のたくさんのお写真をみると、我々スタッフや会社の歴史をも辿っているようで感慨深くなります。

毎年新しい年を迎えるごとに、その一年でお別れした方々を思い出し、反省しながら勉強させてもらったことを次の年に活かしていかねばと思う今日この頃。
近くのお総社では雪道のなか早朝から多くの参拝客がいらっしゃってました。雪道でなかなか参拝できないみなさんには、食堂に設けた特設神棚と、おせち料理についたおみくじなどでお正月気分を味わっていただこうと思います。
今年も一年健康で、安心安全をお届けできますように。


2年ぶりの年納会


ファイルイメージ

年納会写真集2021


2年ぶりとなる年納会は、ゲストになかよし亭クリリンことTさんと、カラオケの達人Oさんをお招きして、時間短縮+感染対策徹底のなかですが、とても楽しいパーティになりました。恒例のスタッフ仮装大会は、みんなこの日のために一張羅を用意していたの?と疑うほどにレベルの高い衣装を着こなしていました。
今年もコロナや悲しい別れなどつらい思い出もありましたが、「終わり良ければすべてよし」「笑う門には福来る」大笑いを聞かせてあげたいくらい盛り上がりました。ご家族の皆さん、写真集で素晴らしい表情をみてくださいね


転倒・事故防止委員会

特定施設では、特に今年に入り転倒によるケガや事故の案件が増え、そのたびごとに予防策を講じてきましたが、なかなかすぐに効果は出ず、新たなインシデントが増えてしまっていました。
そこで施設ケアマネやリーダーを中心に新たな対策をたてました。原因分析や、環境調整のほかに、日ごろの意識づけとして、従事者アンケートをとり、そこで挙がった日頃の注意すべきポイントを明記し、昼礼で2週間全員で唱和してみました。
また、理学療法士による転倒防止のための動作、運動のポイントを講義してもらいました。そこでは、スタッフだけでなく入居者も参加し、みんなでケガを防ぐためのエクセサイズをやってみました。支援者も利用者も同じ意識をもって生活動作ができればと素晴らしい機会になりました。
「リハビリテーションは諸刃の刃」とは某病院のリハ科教授の言葉です。できることを維持しながら、安全安心を目指してこのような研修を続けていきたいと思います。


福井県立大学にて、N先生による「福祉のまちづくり」講座のゲスト講師に呼ばれました。
前回は他大学でオンラインでしたので、学生さんの反応を直にみることができず、うまく伝えられたか不安でしたが、今回は教室で直接お話ができたので、コミュニケーションをとりながら話すことができました。
コロナ禍の大学生活はとても大変と聞いており、どんな様子なのか心配していましたが、校内を歩くと楽しそうなキャンパスライフが復活しているようで一安心。せっかくの大学生活、大学に通えないオンラインの毎日などもったいなさすぎ。学祭も行われるようで、早く充実した毎日が戻るよう祈るばかりです。

さて講義では、マスク必須で面と向かう会話が推奨できないなかでも、コロナに負けない工夫や、デジタル改革の恩恵が随所に見られ、スマホやアプリを使った双方向のやり取りに感心しました。こちらが投げかけた質問がスマホを通して講義台のPCに即時に送信され、共有でき、直接質問するよりも多くの意見が出てきて本当に驚きました。

看護福祉学部1~2年生や経済学部の方も多かったようですが、児童、障がい、高齢福祉と地域福祉の基本的な接点を伝える中で「あなたが福祉従事者になったら」というお題に、様々な視点でアイディアを書いてくれてこちらの方が勉強になりました。
SNS、VR、仮想空間、メルカリ、クックパット・・・アナログな私には出ない発想がたくさん出て、持って帰って新事業(住宅型通所リハ)担当者と「このアイディア生かそう」と盛り上がりました。
最後にアンケートをしたのもスマホからで、やはり慣れているのか沢山のコメントをいただきました。
こんな優秀な若い人財こそ、コロナ禍の逆境から生まれた柔軟なアイディアを活かして、地域福祉やまちづくりにどんどん参画して欲しいと思いました。



誕生日のスナップ写真

誕生日を迎えるのは、この年になるとあんまり嬉しくない・・・という利用者さんが多いですが、
そんなことを言っても、皆でお祝いするととっても嬉しそうな顔をされる率はほぼ100%です!!
スタッフの粋な計らいで、スナップ写真を撮り、バーズデイソングを歌い、ケーキ(の代わりのデザート)を召し上がっていただく・・・
そしてその写真は、手作りの額に飾って、お部屋に飾る・・・そんな一連が楽しいもので、いくつになってもやっぱり嬉しい作業であります。

悲しい話になってしまいますが、そんな中でも最期を迎えられる利用者もおられ、ご家族に「思い出アルバム」をお渡しするのが慣習になっているのですが、やはり誕生日をみんなで祝っているときのお写真がいちばんよい表情をされるように思います。
歳を重ねることは歳を重ねるほどに、寂しいことで、怖いことだと思います。いずれ我々スタッフもその領域に近づくのですから、利用者のみなさんをお祝いすることで、「老いを受け入れる」ことを学んでいきたいと思っています。

11月はなんと7名の方が誕生日です!!毎週がお祝いだ!!


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