トピックス

越前市の介護予防メニューの一つ「家族介護者交流事業」を受託して3年目。今年はサンライフを会場にするだけでなく、越前市の様々な地域に出張し、交流会を行ってきました。西地区、南地区と、地域包括サブセンターや長寿福祉課の方々の協力を得て、例年にない交流ができたように思います。
10月は東公民館を会場にさらに充実した企画をたてました。東地区を担当する和上苑地域包括サブセンターの協力のもと、講師としてすこやかシルバー病院臨床心理士:平木聡深氏をお招きし、「ストレスとの付き合い方」と題した講義をいただきました。
東地区はもともと介護予防に熱心な方が多い地区ということもあり、約30名が参加してくれました。現在まさに家族の介護をされている=「家族介護者」や、将来の不安を感じておられる方が集まってくださり、それぞれの知識や経験を共有する機会にもなりました。
弊社の理学療法士を中心に企画し続けて3年目。今回のように小地域で密の濃い交流になったことは、今後にもつながると感じました。在宅介護支援は本人に加え、「介護する家族」を支援することが大きな目的です。この交流会を機に「家族介護者支援の重要性」が広まっていくといいですね。



「CSWたんなん」とは、社会福祉士会丹南支部のことです。
いつもアルプラザ武生4階のボランティアルームで月1回の勉強会/定例会を行っていますが、アルプラザ武生がリニューアル工事のため、サンライフリハセンターを会場に10月の勉強会を行いました。
テーマは「虐待(身体拘束)防止研修について」。独立型社会福祉事務所、市の地域包括支援センター、精神保健福祉士、フィナンシャルプランナー、サービス管理責任者、ケアマネージャーなどそうそうたる顔ぶれが参加してくださり、非常に中身の濃い議論になりました。
特に、今年度4月から「身体拘束防止研修」義務化され、未実施の場合は減算対象となります。どうせ義務として研修を企画するのであれば、建設的で実のある研修にしたいと、今回も全職員対象に実施した「虐待(身体拘束)防止アンケート」の集計結果をもとに、分析し、研修企画についてのアドバイスをいただきました。
虐待の兆候となる不適切な支援を防ぐためには、様々な要因がありますが、今回のアンケートは「知識」「倫理」「職場環境」の3要素に注目したもの。匿名で回収した全職員の記述式アンケートには、昨年を超える多くのコメント(記述量)があり、それをまず高く評価していただきました。

不適切な支援の原因をみんなで考え、改善策を考えていく過程は、後ろ向きで無駄な作業のように感じますが、実は職場を良くするためのとても建設的な取り組みであると指導をいただきました。過去4年間の土壌があり、この全職員の貴重な意見を全員で共有し、「質の高い専門性」と「働きやすい職場」を改めて目指していきたいと思います。貴重な機会ありがとうございました。



昨日で今年のインターンシップそして、体験学習の予定がすべて終了しました。最終週は大学生から中学生まで。
今年もたくさんの学生さんに来ていただき、本当に感謝しています。何度も言いますが、若い方たちが来てくれる・・・ただそれだけで、利用者さんも職員も張り切って、元気が出てくるものです。
学生さんは、最初は緊張して、もじもじしていることが多いですが、終わるころには総じて晴れ晴れとした表情をされています。利用者さんとふれあい、コミュニケーションをとり、ほんの少し信頼関係をつくることができた・・・そんな充実感が現れていると思います。
福祉の仕事のほんの一部を垣間見ただけだと思いますが、この仕事の良さ、やりがいが伝わったのであれば嬉しいです。
みなさんの笑顔に、将来の希望を感じました。実習お疲れさま!!そしてありがとうございました。



今年度の勉強会は、多職種による「自分の仕事の説明+専門性+成功事例や失敗事例」の発表です。
9月は、①施設介護職 ②作業療法士 ③生活相談員から。
それぞれ、自身の普段の業務を振り返り、他の職種(職員)にアピールしてくれました。
認知症の方の排泄の問題行動へのアプローチ/肩の痛みに対する推察と改善方法の検証/ソーシャルワークについて(個別援助技術や運営論)などなど、テーマは多彩ですが、それぞれが日々自分の専門性を活かし、熟考して、試行錯誤して仕事していることが伝わってきました。

年間を通じこのテーマにしたのは本当に良かったと思います。これまでの勉強会よりも内容が濃く、参加者も多い!!
これは、企画した「質向上委員会」メンバーのおかげです。次回は、理学療法士/送迎員/デイケア介護職です。楽しみです。



9月第3土曜日はイベントで大忙しの日でした。
午前中から3年連続となる「RUN伴~認知症マラソン」の応援。あいにくの小雨でしたが、今までで一番の長距離チャレンジで、サンライフが第2中継所としてゴール+スタートの場になりました。この日のために利用者が応援グッズをつくり、オレンジカラーでお出迎え+応援することができました。

14:00からは、和太鼓「鼓郷(こきょう)」の皆さんによる演奏会!!毎年恒例の秋祭りは、雨のため簡素化しましたが、この和太鼓は相変わらずの大人気で、「和太鼓はいちばん好き」「この日を待っていた」と期待でいっぱい。その期待以上の演奏をしてくれて、大満足のライブになりました。
K君は、職員でもあり、演奏者でもあり。プレイングマネージャーとして、奮闘する姿は毎年の事ですが、頭が下がります。

そして、朝から1日を通じて他の事業所の方々との交流会を@LAMPにて行いました。普段はなかなかつながる機会のない児童福祉、障がい福祉分野、学者、行政マンなどとランチをしながら交流できました。地域福祉に貢献したいという思いの強い方ばかりで、また面白い企画がどんどんできそうな予感がしました。

「地域に開かれた明るく家庭的な場所」を理念にしていますサンライフにとって、この日はそんな理念に沿えるような地域とたくさんつながった一日でした。ご協力いただいたみなさんありがとうございました。


ページトップへ