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5月に入りましたが、ご家族の皆さまには、まだまだ面会や外出、会食制限などが続いていることご不便、ご迷惑、そしてご心配をおかけしています。
原則として、居室に入ることはできませんが、会食をしないご面会、パーテーション越しの面会などはお受けしておりますのでご相談くださいませ。今年度に入り、まだまだ感染者が落ち着かない(むしろ増える)日々のなか、それでもご家族に会うことが必要と判断した方には特別な許可を出させていただいています。
今月新たに入居された方は、それまで元気に在宅で生活され、弊社デイケアを8年近く利用いただいた方でしたが、4月に脳梗塞を発症され重度な後遺症が残りました。急性期病院で一命をとりとめましたが、回復せずそのまま保存的治療をされていました。病院の面会制限はもちろんもっと厳しいため、ご家族はほとんど会えず・・・
今回、治療よりも面会が大切と、あえて看取り支援の状態でサンライフにご入居されました。特別な感染対策のもとご家族の面会を許可したため、ご本人は数か月ぶりにお会いでき、感動的な場面に遭遇することになりました。全く動けず反応も少ない状態でしたが、言葉を発したり、笑顔を見せてくれたりと奇跡的な反応を見せてくれました!!
写真はお子さんやお孫さんが書いてくれた色紙をみているところ。。。こんな風に自分の手で持って、読んでいる姿が見れるなんて・・・と本当に喜ばれています。
これからも我々スタッフが丁寧なケアを続け、もし最期を迎えたとしても満足してもらえるような場面をたくさん作れるよう支援していきたいと思います!!
サンライフの目の前にある蔵の辻の枝垂桜は今年も素晴らしい景色を作ってくれました。
お出かけできない毎日でも、季節は最高の小春日和。みんなで歩いて1分のお気軽散歩です。
蓬莱町近辺は、この春からも新しい食堂が2軒もできて、まだまだにぎやかになりそうです。
利用者のなかには、外出するような体調ではない方もおられましたが、看護師やご家族のサポートで外に出ることができました!!当施設ではどんなに状態が悪くても(看取り支援の段階の方でも)離床し、QOL向上に向けた関わりを大事にしています。
今回、この桜をご覧になった数週間後に居室で亡くなられたかたもおられ「最期、家族で手をつないで息を引き取ることができた」とおっしゃったエピソードはとても感動的でした。これからもご家族に感謝されるケアを目指して頑張っていきたいと思います。。。
個人情報保護について、下記の通りとなります。
個人情報保護 方針
1.個人情報に関する法令、規範の遵守
業務上で個人情報の保護に関する法令及び行政機関等が定めた個人情報保護に関する情報・規範・ガイドライン等を遵守します。
2.個人情報保護施策の強化
個人情報が分散した形で蓄積利用される可能性を排除し、適切な個人情報の収集、利用及び提供が行われる体制整備の向上を図るとともに、
個人情報の不正アクセス、紛失、破壊、改ざん及び漏洩の予防に努め、万一の問題発生時には速やかな是正対策を実施します。
3.個人情報保護に関する意思統一の徹底
個人情報の取り扱いに関する規程を明確にし、従事者に周知徹底します。また取引先等に関しても適切に個人情報を取り扱うよう要請します。
4.個人情報保護活動継続的に改善・推進
自主的に的確な個人情報の保護措置が講じられるよう、個人情報の取り扱いに関する内部規定を定期的に見直し、これを遵守するとともに、
職員の教育・研修を徹底し推進いたします。
サンライフリハセンター 管理者 三村昌之
リハビリによる成果がみられた事例です。
年齢は80代半ば、腰部に疾患をお持ちのM様。真面目にデイケアに通われリハビリに取り組まれているものの、去年12月頃より寒さの為腰痛が悪化、体力面での低下も進んでいました。その時の歩行評価では、連続で歩ける距離は148mであり時間にすると4分しか持続しませんでした。
しかし、腰痛に対する温熱療法(ホットパックやマイクロ波)の実施、体力を改善する為の持久力訓練をリハビリプログラムとして追加し、約3ヶ月間実施したところ、連続で歩ける距離が186mまで延び、6分間連続して歩けるようになりました。
本人様より「ありがとう。またがんばるわ」とのお声も聞かれ職員のモチベーションも向上しました。
今後も成果を出していけるよう、職員一同努めて参ります。