トピックス
新型コロナウィルスの影響で、面会制限となり、ご家族のみなさま、その他事業所にかかわるみなさまには大変ご迷惑ご不便をおかけしています。
新聞は感染対策の記事で埋め尽くされていますが、そんな中、3月5日のニュースでは「高齢者施設、医療施設での虐待」が取り上げられ、従事者にとっては重大な事件として注目されています。
サンライフ小野谷の施設職員は、一昨年より義務化された「虐待防止研修」にて、毎月2名の職員とアンケートを使ったヒアリングをしています。重大な虐待に至るまでにどのようなプロセスがあるのか?「人材不足」からくる業務量の増加や、技術、知識、倫理観の醸成の難しさなどを議論していますが、昨今は「介護ハラスメント」への対策も重要視されています。
昨年3月に厚生労働省から「介護現場におけるハラスメント対策マニュアル」が出ました。日々真摯に利用者に向き合うスタッフが受けるハラスメントは全国的にも深刻な問題になっており、これが不適切な支援⇒虐待につながる恐れがあると言われています。
管理者が真剣に「ハラスメント」の実態に向き合い、利用者へのアセスメント力、チーム力を高め、ハラスメントが起こる本質をひとつひとつ議論することが大切だと感じています。虐待とハラスメントは紙一重・・・。このような意識を定着させないと重大事件を防げないばかりか、真摯に向き合うスタッフを失うことにもなるのではと危機感を持っています。
5日の新聞記事をきっかけに、改めてこの問題に向き合うことで、虐待防止⇒ハラスメント予防、そしてスタッフの質の向上(知識、技術、倫理)につながればと思います。コロナウィルスで様々なイベントが中止する中、その時間を勉強する機会にあてて、前進したいと思います!!




「アンサンブルぴのき」のみなさまによる食堂コンサートのスナップです。
毎年毎年、1月は岩端るみ子先生率いる「合唱団武生」のみなさまが、ニューイヤーコンサートを開いてくださっていましたが、残念ながら先生がご逝去され、機会がなくなってしまいました。そんなときに、メンバーの方からこの企画をいただき、大変ありがたく開催した次第です。
本当に素晴らしい(きれいな美しいハーモニーの)合唱に加え、ピアノ、ハンドベル、リコーダー、オカリナなど多彩な楽器演奏も加わり、演奏会はとても盛り上がりました。
最後は、歌詞カードを配り全員で合唱。アンコールでは冬の星座をリクエストされました。このリクエストしたSさんは、実はなんと岩端先生の恩師であり、聴衆の皆さんの前で思い出話をしてくれました。「岩端先生の教え子に会うことは多いけれど、まさか恩師に会えるなんて」とメンバーのみなさんもびっくりされていました。
思い出深い、いろんなエピソードがつまった演奏会になりました。また継続してきてくだされば幸いです。
昨年より始まりました、サンライフ小野谷内作業所。指導員の佐藤さんの名前をお借りして「佐藤商事」と名付けました。
第1弾の箱折り作業は、約3週間で1400以上の菓子箱を完成させ、納品できました。その収入は〇〇〇〇円!!!
まだまだ入居者の皆さん、「働けます!」「社会貢献できています!」
特に年末年始の超繁忙期に、受注業者さんの急なお願いも受けて、納期に間に合わせ、菓子箱はお土産としてたくさん売れたのではないかと思います。
そして年明けも、新たな作業に挑戦しています。菓子箱からケーキ箱に変わりましたが、両面テープを使用する作業もなんのその。器用にこなし、全部で8000の受注をテンポよくこなしています。今や開始時間(出社時間とも言う)14:00になると、呼びに行かなくとも自ら集まり、会話をしながら楽しく作業に励んでいます。見てくださいこの真剣で生き生きとした表情を!!
今回も〇〇〇〇円の収益を得ますが、「子どもたちや障がい者事業所に寄付しよう」とか、「地域の人を招いて何か振る舞おう」とか何かに役立てようという声もいただいています。もちろん、作業してくださった入居者みんなで何か贅沢したいという思いもあります。
もう少し、資金がたまったらその使い道をまたレポートいたします。お楽しみに!!