トピックス
2月28日6時夜明け前に、蓬莱町蔵の辻より火の手が上がり、全国ニュースになるほどの火災が起こりました。
当日同時間に職員数名が連絡を受け、近隣の一人暮らしの方の安否確認や、家財道具の運搬、駐車場の整理などのお手伝いさせていただきました。
また、近隣の施設として、消防、警察のみなさまと一緒にキロクを残すことが必要と、8Fベランダや付近から写真を撮りました。
今後のために、この日の記録を詳細に残しておこうと思い、UPさせていただきました。
また、被災されたお取引先の商店の方から、翌日、「商品を届けることができる」とお電話をいただきました。本当にありがとうございます。
施設長より、「近所の施設としてできることをしなさい」と指示を受けました。職員一人一人ができることを担っていきたいと思います。
江守商事さん、日立システムズさんのご厚意で、介護ロボット(マッスルスーツ)を体験させてもらいました。
昨年からさかんにメディアで取り上げられている「介護ロボット」。
その中で、介護する人向けに開発された(マッスルスーツ)は腰痛予防のためのもの。電源などはなく、他の製品より軽いものでした。
介護職やリハビリ専門職などが体験し、「腰の負担軽減」を体感できました。
介護人材不足と新たな産業を結びつけるロボット事業。何だか最先端を身に着けることができて、自慢したい気分になりました。
福祉機器、栄養調理、通所リハ、施設…各部署の研修担当者が企画する施設内研修の第2弾の報告です。
栄養補助食品やトロミ剤などを製造し、日々研究されているメーカーさんを講師に勉強会を行いました。
昨今の、補助食品の種類、品質の素晴らしさはご周知のとおり。また嚥下障害で悩む方々に、「トロミ」でリスク解消することは浸透していますが・・・
今回の講義や、実践、実食で、これほどの違いが出るかと驚き、身の多い研修でした。
トロミのつけ方/トロミの濃度によって感じるのど越し/危険なトロミ具合/ダマ/粘度や凝集性、付着性/交互嚥下などなど・・・
アセスメントの視点が科学的で、とても詳細だと感じました。
身体機能、姿勢や嚥下機能に応じた「工夫」がどれだけ大事かわかりました。
参加者は、介護看護職に加え、相談員、セラピスト、栄養士調理師、宿直員など、ほとんどの職種が参加しました。「いつまでも元気に‘食べる‘楽しみを」という熱意が感じられる熱心な研修会となりました。
2017年も1週間が過ぎようとしています。
お正月気分から次は「成人式」気分へ。サンライフでは3人の若手が新成人となります。
朝礼で「成人式の帰りに立ち寄って、みんなに着物姿を見せてほしい」とお願いしたら快く受けてくれました。あさったが楽しみです。
さて、新成人も4月から入社3年目となります。彼女たちの世代が力をつけてくれることは、サンライフ全体の質の向上に直結すると思っています。
昨日は、経営陣や管理職が集まる経営会議が行われました。良い取り組み、課題、新しい計画など充実の議論でした。管理職も気合が入っています。
移転、改修、新事業などハード面の改革が予定されていますが、すべて「人ありき」。人財が育ち、ニーズにこたえられる職員になることが前提です。
最低でも1人前、半人前をなくし、多くの2人前を作る・・・。そのために指針となるキャリアパスを作っていくことが今年の最重要命題だと訓示がありました。
「私たちは地域に開かれた明るく家庭的な支援を目指す」
「まちなかの総合福祉相談所を目指す」・・・年頭に2つの理念を思い出し、新人、中堅、ベテラン一丸となって頑張る所存です。
写真は今年の初日の出、総社大神宮初詣、書初め、おみくじなどです。
8階ベランダから見た初日の出は、ゆっくり雲から現れる感動的な日の出でした。酉年のサンライフは日の出に向かって飛躍を誓います!!
今月の勉強会は、理学療法士による「歩行評価」。リハビリテーションや介護予防の効果を測る重要性がさけばれる昨今、専門的視点で、歩行機能を考える機会となりました。「対応方法」「目標」「情報伝達」のため介護職も評価や、表現できる力が必要だと感じました。
そのあとは、福祉用具専門相談員(ケアマネ)のF主任からアセスメント研修を行いました。在宅生活を望む40歳代の(末期がん)の方の事例をもとに、ICF表を用いたアセスメントと支援策を話し合いました。
4月から始まったこの研修も8回目となり、参加者もずいぶん慣れてきたのか、前向きなアセスメントができるようになり、PT、OT、柔道整復師、栄養士、ケアマネ、社会福祉士などそれぞれの視点でアイディアを絞り出した、良い支援策が次々と挙がりました。リハビリテーションの本来の意義を体にしみこませ、専門職として、また多職種連携の一員として力をつけていってもらいたいと思います。