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福祉用具専門相談員が集まる定例会議内で開催される事例検討会。在宅ケアにおいて日々環境支援や自立支援を行っている福祉用具専門相談員たちのレベルアップを図ることが目的で毎月行われています。在宅のチームアプローチにおいて、その存在や役割が期待される中、特にアセスメント力や多職種との連携力が求められています。会議には毎回、ケアマネージャーや看護師、社会福祉士、事務職なども参加し、一つの事例に対しての気づきを共有していく作業になります。
今回から新たに地域で活用されている「在宅ケア連携シート」を使い、部長が携わったケースを皆で共有し分析しました。福祉用具専門相談員として「福祉用具を活用する」という視点から始まりましたが、看護師から、ケアマネージャーから、ソーシャルワーカーからいろいろな視点が出され、この方の自立支援や家族支援について振り返ることになりました。
地域包括ケアに向けて、専門職が専門領域を深めること/加えて多職種の幅広い知識を共有すること/事例検討のなかからいろんな気づきを得ることができました。今後も質の高い事例検討に期待します!!(写真はたんなん福祉機器展2015のナイススナップです)