トピックス
Kさんのところに金沢から女学校時代の友人が来てくれました。
毎年必ず会いに来てくれるお二人で、「電車に乗るのも大変で、今年が最後かもと思いながらなんとか来れたわ」と本当にお元気です。
普段知らないKさんの呼び名(女学生時代のあだ名)で声をかけていて、ご本人もなんだかうれしそう。学生時代の話に花を咲かせ、「あんたは本当に綺麗でいちばんモテたわね」などとまるで女子会でした。言葉を発することが難しいKさんもとても柔和な表情でした。
その3日前には遠方の娘さんからお電話があり、その時などは娘さんの声に反応され、我々が本当に驚くくらい多くの言葉を交わされました。いつもと違う表情(笑顔)と、本当に久しぶりに驚くほど多くの言葉を出されたKさんにとても感動しました。
7月10日に開催されました「たんなん福祉機器展」。おかげさまで、大大大盛況で、大成功で閉幕しました。
協力いただいた業者の皆さん、サンライフスタッフの皆さん、そして来場いただいたすべての皆様に感謝します。
今回は過去4回の中で最も多い300人を超す来場者。当事者、ご家族はじめ、ケアマネージャーさん、介護職、セラピストさん他専門職の方々、学生さん、障害福祉関係の方々、行政の方々・・・いろんな方が来てくれました。いちばん嬉しかったのは、その滞在時間の長さ。最短でも30分。長い方で1~2時間おられる方も少なくありませんでした。
「体験型」であったこと、当事者/支援者それぞれを応援する最新機器がそろっていたこと/などが長く滞在してくださった理由だと思います。
行政の方よりいただいた感想では
「今後の在宅ケアの充実を目指すうえで、環境支援はとても重要となる。福祉用具によってご本人の自立支援を後押しし、支援者の負担を軽減することは欠かせない。そういう意味で良い展示会だった」と貴重なありがたいご意見をいただきました。
企画した福祉用具専門相談員は、今日も施設のカンファレンスで転倒防止対策を提案したり、事例検討会の資料をまとめたり、リスクマネジメントの勉強会を開いたりと大忙しです。『たんなん福祉機器展』で培った知識や技術を活かし、自立支援、リハビリテーション、ケアラー支援に寄与できるよう今後も奮闘していきます。本当にありがとうございました!!!
7月1日となりました。たんなん福祉機器展まで10日!!
サンライフ小野谷の全部門(施設、厨房、通所リハ、そして福祉機器サービス部)が総力を結集した企画の数々。みなさんにもう一度告知です。
日時:7月10日(金) 時間:10:00~15:30
場所:武生商工会館4Fパレットホール (入場無料)
◎最新の徘徊感知器(電気の使用電力でお年寄りの動きを把握/人混みの中でもピンポイントで発見)
◎北陸初上陸の感情認識ロボット「ペッパー君」
◎スカットボール、脳トレ、マッサージ体験、ふなっしーのアクリルタワシ作り
◎アイス(水分・栄養を補う栄養補助食品)の試食・・・・・・
書ききれない企画が盛りだくさんです。
スタッフの意気込みを聞きに行ったら、こんな写真をもらいました。チームワークが出ています。当日もこのメンバーが中心にご案内申し上げますのでぜひぜひお越しください。
先日、施設(介護付き有料老人ホーム)で生活されているある方をお誘いし、その方の実家に行ってきました。一緒に入居していたご主人が、施設で亡くなって今月で一周忌を迎えたのです。遠慮しがちな方なので、お誘いしても断られていたのですが、2人のスタッフがドライブがてらとうまく声掛けし、本当に久しぶりの実家訪問が実現!!。懐かしい部屋に入り、ご主人をしのび、実家においていた思い出の物を持ち帰る。そんなひと時を過ごすことができました。ご本人の表情が変わり、こちらもとても感激しました(本当にうれしそうにしてくれました)。
施設に入居していても、ご本人の思いを探って実現する・・・そしていい表情になってもらう。この話を聞いたみんながほんとよかったねとウルッときたのでした。。これからもQOLの向上=それぞれの思いの実現のために、職員一同奮闘します!!
サンライフの通所リハビリテーションで発行する機関紙「一歩前進」に今月、利用者さん、ご家族からいただいたアンケートの集計結果を掲載させていただきました。これまで何度かアンケートをしてきましたが、今回はより充実した内容になっています。集計と分析、みなさまからいただいた声へのスタッフ一人一人の回答など。
リハビリテーションにおいて最も重要なご本人の「目標」をいかに引き出し、ご家族スタッフと共有できるか、そしてリハセンターでの時間を目標達成のために費やせているか・・・など様々な課題や、求められる役割が見えてきました。その後の会議ではサンライフのリハビリテーション機能として、あらためて何をすべきか、スタッフ多職種ひとり一人がやるべきことが何か再確認できました。
利用者さんも、スタッフもこのアンケートでまた「一歩前進」できたように思います。