トピックス
昨年末に行いましたアンケート結果の発表をいたします!
これまでのアンケートでは、ご利用者様を対象に、全体的な満足度・レクリエーションに対するご意見・リハビリへの目標意識などをお伺いし、
工夫と改善を重ねてきました。
その中で、‘ご満足のいくサービスを提供する’ ‘ご利用者様本人が目標を意識する’ そして、 ‘ご家族様と連携・協力をする’ことの
大切さを認識させられました。
このような流れを受け、今回のアンケートではご家族様がサンライフリハセンターをどのように受け止めておられるのか、
率直なご意見をいただく機会とするに至りました。
ひとくくりにご家族様と申しましても、同居している方と離れて暮らしている方、娘さんか息子さんかお嫁さんか、、、
ご利用者様の数だけご家族様も多様です。
お返事を頂けるか不安でしたが、手渡しやお手紙と共に郵送し、本当にたくさんのご家族様からのご意見を頂くことができました。
お忙しい中、ご協力いただき誠にありがとうございました。
全体をとおして、目標達成につながるリハビリを望んでおられること、ひとりひとりの状態に合わせた質の高いサービスを望んでおられること、
リハセンターを温かい目で見て頂いていることが伺える結果となりました。
この結果をもとに、リハセンター職員のコメントを入れた「一歩前進!アンケート結果特別号」をご用意しました。
どのコメントも誠意をもって書かせて頂いております。
下のPDFからダウンロード可能ですので、ぜひご覧ください。

毎月恒例の勉強会。今月は介護職で心理相談員でもあるNさんの報告。
認知症の家族支援を通じて考えるご家族の心のケアについてでした。「ケアラー」という言葉をご存知の方いらっしゃいますか?我々は当事者に加え、時にそれ以上に家族(=介護者)をケアする場合があります。
ケアラーとは=無償で介護や世話をする人、例えば子育てする母や、障がいのある方のご家族などで・・・高齢者の介護者に通じるところがあります。
今回、認知症の当事者の心理的プロセスと、その介護者の心理的プロセスを照らし合わせ、グループディスカッションで、それぞれが抱えるケースの経験を発表しあいました。
発表者からは「母の認知症にどうしてもイライラしてしまう。怒りがあきらめになった。自然と理解や受容の境地になった・・・」という相談支援を続けた事例が出され、介護者への共感の大事さが伝わってきました。
地域では、様々なケアラーがいます。職員のなかでも家に帰れば「ケアラー」になる人もいる。
サンライフが地域に開かれてそんなケアラー同志が集い吐き出せる場所になれたらと思いました。
いいテーマをありがとうNさん。成長を感じました。





今年で3年連続となりました『結び式と宝引き遊び』。毎年お世話になっている三田村まつゑ先生と民族衣装源流会の皆さんの大人気企画です。
第1~3回まではひな祭りや昭和初期の衣装を着せていただく企画でしたが、第4回(H26)から花嫁花婿の衣装を着て、昔の結婚式「結び式」を再現したあと昔の‘婚活・合コン‘=「宝引き遊び」をするという企画になりました。
毎年三田村先生と企画を練っている段階で盛り上がってしまうのですが、この企画のすごいのは、花嫁役になった職員や婚活ゲームに参加した職員が昨年本当に結婚したんです!!。。
『三田村先生に衣裳を着せてもらうと本当に結婚できる!!』このジンクスにのり、今年はリハセンターの看護師Yさんが花嫁さん役に選ばれたのでした。さらに先生は、「嫁さんあと3人してあげる」と大盤振る舞いで、昭和、大正、明治期それぞれの本当に素晴らしい花嫁衣裳を持ってきてくださいました。突然でしたが、90歳代のお二人と看護師Sさんを指名し、独身三人娘として『宝引き=婚活ゲーム』に参加。見事3人ともカップル成立となりました。
三田村先生はじめ源流会のメンバーのみなさんは、花嫁衣裳はじめ、神主や紋付はかまなどの着付けを神業のように素早くしてくだり、更に、昔の古き良き伝統文化をとてもわかりやすく解説してくれました。花婿役となったONODANIグループ社主より「人間国宝にすべき」と大絶賛をいただきました。
「三田村先生に着付けしてもらうと結婚できる!!」=この素晴らしいジンクスは地域の婚活や少子化対策に有効なので、今後、市長さんなどに売り込んでいこうと思います(笑)。三田村先生はじめ源流会のみなさん本当にありがとうございました!!!
訪問リハビリ研修事業の一環で、理学療法士協会の田中先生をお招きし、2回にわたり技術講習会を行いました。
最近のサンライフの良いところは、このような講習があると介護職や看護職だけではなく、相談員や事務職、調理員まで幅広い専門職が率先して参加するところです。実践を通して、自立を促す技術の講習に熱気ムンムン、大きな声が飛び交う研修になりました。
田中先生のわかりやすい解説もあり、普段から施設や在宅の支援の中で疑問に思っているところ、困っているところなどをそれぞれ解決できたと思います。遠いところ来ていただき本当にありがとうございました。
施設でも在宅でも、普段の生活から必要となる『リハビリテーション』。何気ないアドバイスで、できることを保ち、増やし、自信を持って前向きに生活していけるように支援する「生活リハビリテーション」をこれからも推進していきたいと思っています。