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今月の勉強会は管理栄養士Nさんによる「食事介助」について。
そういえば先日、NHKの『プロフェッショナル』で経口摂取にチャレンジし続ける看護師さんの挑戦が放送されましたね。「食べる」意欲を引き出すために専門的な評価やリハビリテーションを続けること、そしてあきらめず支援するキモチさえあれば必ず「食べる」ことができる…という内容でした。とても共感できる番組でした。

今回の発表したNさんは管理栄養士、調理師の立場から食事介助について取り組んだことをまとめたものでした。介護職の一つの気づきを活かした事例で、ソフト食の形態を見直し、摂取量増につながった経験と、最近参加した「高齢者の食事介助」の研修で得た知識とをあわせた講義をしてくれました。

みんな興味のある内容だったのか、時間になると研修会場はいっぱい。医師、看護師、介護職はじめ多くのスタッフが実際に介助しあってみたり、ソフト粥の形態(改善前と改善後)を試食してみたりしました。咀嚼しやすい介助方法や飲み込む力を体験し、良い感想がたくさん挙がってきました。
最後に施設長から「この発表は外の研究発表で十分通用する、とてもまとまっていてわかりやすい良い発表でした」と高評価をいただきました。

Nさんはじめ厨房のみなさんの知識や技術、キモチはきっと利用者さんの「食べる」意欲を引き出してくれるでしょう。Nさんおつかれさまでした。


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