トピックス

「車いすが姿勢に合わない」「自分で自走したい」「移乗するとき本人も介助者も負担を減らしたい」ホームでも毎日のように福祉用具の話題が出てます。
そんなとき頼りになるのが福祉用具専門相談員です。最近では車いすひとつとっても様々な機能があり、交換しただけで見違えるようにフィットし、快適になったという話を聞きます。ご本人にとっても、介助者にとっても、ちょっとした使い方やフィッティングでストレスがなくなったり、要望にかなったりします。
サンライフではずいぶん前からホームのカンファレンスでも、福祉用具専門相談員が必ず出席するようになっています。居室の環境やご本人の状態を丁寧にアセスメントしてくれるので、アドバイスはとても参考になります。環境調整というどちらかというと目立たない支援かもしれませんが、自立支援や介助者支援で最も大切な支援なんだなあと実感したりします。
先日も、車いすを変更し、ジャストフィットしたためか食事を自分でとる(スプーンで自分ですくってたべる)ことができるようになった事例を聞きました。素晴らしいサポートでした。環境調整の大切さを共有し、今後も連携してよい支援をしていきましょう!!



通所リハの看護師Kさんは、看護師の傍らアロマテラピストの資格をとり、ケアに活かしています。
今回勉強会のテーマにして教えてもらいました。
施設やデイの利用者さんでは、認知症の行動心理症状のある方もいらっしゃいます。アロマを使ったハンドマッサージや、居室での香りが症状の軽減に効果もあるとのこと。確かに、実際に癒されると感じるスタッフも多かったです。

看護ケアの本質はご本人の自然治癒力を高めること。そのためには我々スタッフがゆっくり落ち着いてご本人と向かい合う時間が必要です。
このようにゆったりとリラックスして仕事に励みたいと思いました。


このたび大阪で行われた、事例発表の全国大会に出場してきました。
ここ最近、サンライフのスタッフが様々な場所で発表する機会を得ています(地域ケア会議や、ケアマネ学術大会など)。多くの方の前で発表するのは緊張しますが、とてもありがたい機会で、発表までに準備する過程(プロセス)で多くの気づきや学びを得ます。

今回は、介護付きホームの大会で、テーマは「虐待防止から人材育成~キャリアパスの仕組みづくりについて」が選ばれました。
昨年、高齢者施設に限らず多くの虐待事件が世間をにぎわせましたが、サンライフでは真剣に虐待を防止する取り組むことがなかなかできていませんでした。そんな中、アンケートやチェックリストを活用した研修方法に効果があることがわかり、~虐待を防ぐことから質の向上につなげ、人材育成に発展させる~その仕組みづくりに取り組んだことが、発表のきっかけとなりました。

研究作業は、若手の社会福祉士やケアマネージャーが協力し、1年がかりのデータを整理してようやくできあがったものでした。わかりやすい表現になるよう、サンライフのスタッフの前で予行練習して、助言を得て、修正を繰り返しました。
発表当日、プログラムには全国の有名な事業所の名前が並ぶ中、12にうちの1つに連なり、しかも厚生労働省の方の公演直後の発表だったので余計に緊張しましたが、27歳の若手社会福祉士が堂々とした発表をしてくれました。数百人の聴衆の前でも、声も抑揚も表現も練習以上に素晴らしかったです。

12のうち3つが優秀賞に選ばれるのですが、残念ながら選にはもれました。研究内容や発表方法にまだまだ課題があることがわかりましたが、「虐待防止」を「支援の質向上」や「人材育成」につなげるという考え方には自信が持てました。また、2人の若手協力者や、予行練習で助言してくれたスタッフがこのテーマに関わり、向き合ってくれたことも大きかったです。

スタッフの発表は施設内では慣れてきましたが、外に飛び出して発表する経験がまだ少ないかもしれません。今後は武者修行のように、どんどん外で発表し、恥をかいて、反省して、再度挑戦する職員を育てていかねばと思います。発表のプロセスで得るものはとても大きいですから。


餅つき&見学&体験会


ファイルイメージ

↑餅つき体験会


11月13日の日曜日は、1年の中でも、こんなにいい日はないというくらいのお天気でしたね。
サンライフでは、この日に「餅つき&見学&体験会」を企画していまして、雨が降らないかな?寒くないかな?と心配して準備していましたが、「日頃の行いがいいからだね」という施設長のお言葉通り、ポカポカで青空の最高のイベント日和になりました。

お餅つきは、スタッフの家からうすときねを借りてきてみんなでつきました。さすがつきたて、更に、厨房がお雑煮やきなこ、おろしもちにしてくれて、4回もついたのにあっという間になくなってしまいました。急きょ焼きそばや焼肉などBBQまでしまして、晴天の屋外で食べる食事は格別でした。

見学体験会は、施設の中の見学ツアー(8Fの屋上まで)や、全体ミーティングで作ったPRのDVD上映、模造紙などでご紹介し、福祉用具の体験や、リハビリ体験など、盛りだくさんのメニューでした。嬉しかったのは、近所の方々や、利用者さんのご家族がたくさん参加してくれたこと。子どもさんや他の事業所の方も遊びに来てくれました。

「地域に開かれた明るく家庭的な支援を目指す」「まちなかの総合福祉相談所を目指す」
この2つの理念を果たすため、スタッフは本当に頑張って準備してくれました。

サンライフには医療や福祉、栄養など多くの専門職がいて、気軽によろず相談に応じることをアピールできて、参加したみなさんから「楽しかった」「美味しかった」とか、「困ったときは相談に来るね」「また助けてね」という言葉をいただいて、本当に企画が大成功だったなあと感じました。
また来年。T区長!来年は芋煮会と合同でやりましょう!!!


秋の遠足

10月26日・27日に福井駅隣のハピリンに行ってきました。事前に行きたい所のアンケートを取り、一番人気だった所に行けることもあり、ご利用者様には、楽しんで頂きました。二日間ともお天気に恵まれたこともよかったです。
ハピリン5階にあるプラネタリウムで星空観察をし、同じ建物のうなぎ専門店で、ランチ・・。その後、ハピリン内のお店でショッピングを楽しみました。「ご近所やお友達にお土産を買って帰るんだ・・」あれこれたくさん買って帰られたご利用者様もいらっしゃいました。

さて、春の遠足はどこへ行きましょうか・・・。お楽しみに!!



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