トピックス

家族介護者交流事業

越前市の高齢者福祉メニューのなかに、「家族の介護」を支援する事業があります。題して「家族介護者交流事業」。読んでその名の通りなのですが、今回第1回目の交流企画を行いました。初めての企画だったので、いろいろと心配でしたが、多く方に参加していただき、おおむね成功に終わったのではないかと思います。
家族介護者は、孤独であること、いつまで続くか先が見えない、無償であること、家族であるが故のストレス・・・様々な困難を抱えておられます。我々が「仕事」として、「有償」で介護支援をしているのとは全く違う。「誰にも吐き出せない」状況が続き、介護者の疲弊につながり、虐待などの大きな問題に発展するケースも珍しくありません。
この事業は、被介護者ではなく、そんな介護者同士が集い、お互いの悩みの共有や情報交換の場になることがいちばんの目的でした。
当日は、ハンドマッサージや全身マッサージ、足つぼ、ブラジル本格珈琲とスイーツのカフェなどを用意し、それぞれの情報交換が進むような雰囲気を作っていきました。その効果もあり、介護者同士で話をしたり、施術中に専門職にアドバイスを求めてくださったり、嬉しい場面がたくさんありました。

在宅で、家族で介護を続けることの大変さは、ご本人でないとわからないものです。
ちなみに、全国では家族介護者=ケアラーと呼び、高齢者だけでなく、在宅障がい者、障がい児の子育て、育児などとにかく家族で無償の支援を続ける方への支援を広げ、法制化しようという動きも出ています。
サンライフもこのケアラー支援の一端が担えるよう、少しずつ貢献できるよう頑張っていきたいと思います。まずは第1回参加してくださったみなさんありがとうございました。


今月の勉強会は心理相談員(Nさん)によるストレスチェックがテーマです。
義務化されて3年目ですが、詳しい制度、背景、目的が浸透していないので、心理相談員として研修を受け続けているNさんに説明してもらいました。そもそも、ストレスチェックがなぜ必要になったのでしょう?福祉施設特有の「ストレス」を共有するために、事例をあげてグループディスカッションしました。
事例)B子さん25歳
  私は就職して4年が経ち、最近自分の能力不足がよく分ってきました。
  特に他の同僚や先輩の仕事のやり方はすごいと実感するようになり・・・・・
  自分の短所ばかりに目がいってしまい、自信が持てなくなってしまいました。 Qさてあなたが同僚ならどのような言葉かけをしますか?

心理相談員の事例集からの引用ですが、グループで熱心に議論すすみ、多くの建設的な意見がでました。
声かけひとつ、職場環境のあり方、チームの役割分担、オフの過ごし方・・・挙がった意見を共有するだけでも成果だと思いました。

最後にチェックを担当する看護師Sくんより、ストレスチェックの日程や段取りの説明がありましたが、この勉強会を企画してくれたのもSくんで、「義務的にすすめるのではなく、良い職場、良いチームづくりが最も良いストレス防止策」という意図が伝わってきました。
とてもよい勉強会になりました。Nさん、Sくんありがとう!!


機械浴導入しました!

今までのデイのお風呂は一般浴、つまり自宅にあるような自分の足で浴槽をまたいで入るものしかありませんでした・・・。しかし今回、機械浴、つまり椅子に座ったまま入浴できる浴槽を導入しました!以前までは車椅子生活をされている方の入浴はお受けできずご迷惑をおかけしましたが、今後はより多くの方にサンライフを利用していただきたいと思います。職員全員で研修を受け練習を重ね、皆さんに安心・安全・快適な入浴をしていただけるよう努めていきますのでよろしくお願いします!



今年もインターンシップの季節になり、大学3年生、高校3年生の方が実習してくれました。
サンライフのインターンシップ名物「リハビリ頭の体操」では、恒例の自己紹介クイズをしましたが、体操の指導をしたのは2年前に新卒入社した先輩。
「2年前は実習を受ける方だったのになあ」と感慨深くなるほど、しっかりした指導をしてくれました。本当に2年間の成長を感じます。*見回り訪問をしてくれた担当の先生も感心していましたよ。

インターンシップは研修を受ける学生のためのものですが、入居者、利用者にとっても新鮮な空気を与えてくれる貴重な場であり、また、新卒入社した先輩の頼もしい姿が見られる貴重な機会でもあります。
夏は始まったばかり。今年もインターンシップ、実習、体験大募集中です。学生のみなさん。ぜひ申し込んでください!!!
(0778-21-1068 sunlife@onodani.co.jp / 実習担当者まで!!)


腰痛予防トレーニング

この写真をみるとちょっと異様な光景に見えますが、研修ですよただの研修。
各部署の研修担当者が企画する社内研修企画で、通所リハ所属の柔道整復師による「腰痛予防トレーニング」の一場面です。
腰痛に悩む専門職が多いこの業界。予防する知識をつけて少しでも支障を少なくしていきたいものです。企画してくれた担当者さん。今回も参加者が多く、充実した研修になってようです。
ちなみに、医師からは「腰痛はメンタルの影響も大きい」と最近の整形医学の知識も教えてもらいました。
正しいトレーニングとともに、ストレス発散も大事な要素と感じた研修でした。


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