トピックス

毎年恒例の秋祭り=「参莱富」(さんらいふ)祭が、台風予報の雨の中ですがなんとか無事に行うことができました。
今年は国体開会式、天皇皇后両陛下ご行啓という最大のイベントと重なり、更には、台風直撃前という残念な日程になってしましましたが、ゲストの素晴らしい演奏のおかげで、大成功に終わりました。
写真にありますように、ママさんブラスバンドふくぴよ隊の皆さんと、和太鼓「鼓郷」の皆さんが駆けつけてくれて、屋外から食堂に会場が変わりましたが、結果的に屋内ならではの素晴らしい響きで音楽を味わうことができ、聴衆の拍手、反応は素晴らしいものでした。たくさんイベントしてきましたがなかなかあの歓声はないです!!
利用者、ご家族、スタッフ家族、新卒内定した学生さん、蓬莱町のご近所さん・・・聴衆は総勢200人。スタッフが雨のなか、お祭りに欠かせない焼き鳥焼きそばを焼いてくれて、厨房ではきのこ汁、おにぎり漬け物、クレープなども用意してくれて、コンサートの後はお祭りメニューを楽しむこともできました。*ちなみに焼き鳥のタレ、漬け物の味付けは、入居者「Nさん」特製の大人気ソースです。

参莱富(さんらいふ)というのは「参加して、蓬莱町に、富が来る」の当て字。ふくぴよ隊さん、鼓郷さんのおかげで、憂鬱な台風、大雨をふっとばし、楽しい週末を過ごすことができました。本当にありがとうござました。
今回も恒例の写真集をつくりました。ぜひみなさんの良い表情をご覧なってください。


ファイルイメージ

↑参莱富祭(秋祭り)


他の事業所での実習


8月~9月にかけて弊社職員が福井市にあるKホームにて実習をさせていただきました。同じ介護保険施設を運営されているにもかかわらず、我々の無理な要望を受け入れくださり、総勢10名の職員が(4回に分かれ)学生の実習のように学んでまいりました。
先日、その報告会をしたのですが、実習した職員からは「学んできたことをみんなに伝えたい」という熱意でいっぱいでした。日頃の自分たちの支援を見直すには比較させていただくのがいちばんです。ケアの方法、教育体系、環境、運営方法なそれぞれの職員が自分なりの視点で気づきを得たようで、見習うこと、改善すべきことをさっそく実行していました。
特に、Kホームさん独自の実地研修の場は、嚥下口腔ケア、褥瘡予防、感染対策などを専門職とともに現場で具体的に対策を話し合うもので、本当に貴重でした。このような場にまで参加させていただき、Kホームさんのご配慮に心から感謝いたします。
支援の質の向上には、自分の施設のなかだけでは井の中の蛙になってしまいます。比較することで自分の施設の課題、良いところを発見できます。このように事業所の枠を超えた研修は、地域の中で人材育成につながるのだと感じました。Kホームのみなさん本当にありがとうござました。


明日、9/30(日)に予定しておりました『家族介護者交流事業 介護の学校 第3回排泄』は、
台風のため中止いたします。ご迷惑をおかけいたします。



先週(9/15~9/17の3日間)、越前市のサンドームにて、”ものづくりフェスタ”が、開催されました!!
小野谷機工と横並びのブースにて、福祉用具を展示しました。
今年は、『脳年齢チェック』『次世代型電動車いす~WHILL ウィル~の試乗』をメインに、行いました。
『脳年齢チェック』では、年配の方からお子さんまで、順番待ちが出来る程の人気があり 皆さん 楽しんでおられました。
『電動車いす ウィル』の試乗も、「操作が簡単!!」「お洒落やわ!!」「何年後かには、お世話にならなあかん!!」等、
初めて見る商品に 釘づけでした。→<購入も介護保険(要介護2~)でのレンタルも、どちらも可能です>
色んな方に、広く 福祉用具を知っていただける貴重な3日間でした。来年も、参加しますので 是非!!!
遊びに来てください。❤



キャリアパス研修

7月、9月と2日間にわたって福井県社会福祉協議会(人材研修課)主催のキャリアパス研修に管理職が2名参加させていただきました。
この研修には、3年前から参加しており、今回で3年連続5人目の受講です。
初めて受講した時、永田教授が創り上げたキャリアパスのシステムに深く共感し、この考え方をぜひ浸透させたいと毎年勉強しては、試作実践し、バージョンアップを続けてきました。とにかく「人材育成」「質の向上」がキーワードの福祉業界において、その仕組みづくりの大切さを実感する日々。

研修2日目(最終日)は、実践事例として、弊社の3年間の蓄積を発表させていただきました。つたない発表でしたが、人材育成に力を入れなくてはという意気込みだけは伝わったと思います。受講者の2人の管理職はグループワークで他の事業所のシステムに触れることもできました。

実は研修前日には、永田先生を囲んで、受講者のみなさんと交流会(飲み会)も開き深い話もたくさん聞けました。大学での社会福祉の授業は、対象別の実践論や運営や援助技術が中心ですが、永田先生が人材育成=福祉教育の領域を学問として取り組んだのはほぼ初めてで、珍しいと驚かれたそうです。

人材不足、特に福祉業界での不足が危惧されるなか、地域や事業所を超えて人が育っていく仕組みが大切だと思います。今回のキャリアパス講座をきっかけに、この業界で活躍するすべての人材が、更に活躍できるシステムを作っていかねばと思うのでした。


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