サンライフリハセンター・居宅支援サービス

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1月23日に、越前市高齢者虐待防止連続講座が開催されました。サンライフ小野谷として、ケアマネ、介護職、事務次長、栄養士が参加しました。
この連続講座は、昨年2月、6月と、今回の3回連続講座になっていて、主催は越前市長寿福祉課ですが、企画やコーディネートを「たんなん社会福祉士会」が担っています。サンライフには社会福祉士が7名おりますが、今回もそのうち数名がメンバーとしてこの企画に深く携わらせていただきました。

昨年4月から介護保険制度において「身体拘束未実施減算」が施行され、また、今年に入っても虐待事件がニュースとして後をたたず、大きな問題となっていますが、越前市ではいち早くこの研修を通して「虐待」や「身体拘束」に関する勉強を続けています。
「制度化されたから」「減算になっては困るから~」という理由ではなく、安易な身体拘束をしないために、虐待や不適切な支援を防ぐために真剣に議論することが=「支援の質の向上」や「人材育成」につながると信じ、企画し続けてきました。

今回は、事前アンケートを通じ、各事業所の実情を共有し合いましたが、積極的な防止の取り組みや、委員会、認知症ケアの事例、職場環境の改善、離職防止、若い人材の悩み、管理職や設置者の価値観・・・などさまざまな議論に発展していきました。利用者の尊厳を守ることという基本に立ち返りながら、できないジレンマ、人手不足の実情、ご家族とリスク・・・など難しい実情の悩みを吐露する場所にもなり、貴重な機会だったと思います。

越前市は、事業所の垣根を越えて、協力し合う土壌がある珍しい地域だと思います。ぜひこういった研修を続けて、地域全体で福祉人材の育成を図っていけたらと思います。今回も貴重な機会をいただいて感謝です。


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