サンライフリハセンター・居宅支援サービス

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「利用者さんの主体的な生活や、役割を考える」というテーマから、ずっと探していた「仕事」が見つかりました。
実は、利用者さん(高齢者)向けで、収入のあるしっかりとした仕事がないか数年前より探していました。一時ONODANIグループからプラスチック部品づくりの一部を任せてもらっていたことがあったのですが、作業が難しいため滞っていました。
今回は、「箱折り」です。障がい者福祉事業所では昔からある作業だと思いますが、高齢者福祉事業所ではあまり聞いたことがないと思います。
初めてチャレンジしましたが、慣れるまではとても難しく、納期に間に合うか心配しましたが、一週間で予定分以上の作業が進みました。

2週目に入って、時間になると自主的に作業スペースに降りてこられ、楽しんで仕事をしてくれています。指の力がない方は、自分で洗濯バサミを使った補助具を作っている人もいました。出来上がった製品を重ねていくととても達成感があります。今週からはデイケア(一日型、半日型)でもノルマを持ってもらい、チャレンジしています。

工賃はそれほど期待できないですが、「仕事として貢献できていることが嬉しい」と言ってくれています。収入がたまったら何に使うか?
「給与として分配する?」「美味しいランチを食べに行く」「お寿司の出前をとる」…などと使い道を話していて、それも楽しそうです。
「子ども食堂に食材を買って寄付する」といった意見もくださいました。

「主体的な生活」とはそれぞれだと思いますが、今回収入を得ることができる「仕事」をそのメニューの一つにできたことで、新たな充実感を得てくださっていると思います。この仕事を始めるためにアドバイスくださったみなさまありがとうございました。引き続きフォローお願いいたします!!


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