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「CSWたんなん」とは、社会福祉士会丹南支部のことです。
いつもアルプラザ武生4階のボランティアルームで月1回の勉強会/定例会を行っていますが、アルプラザ武生がリニューアル工事のため、サンライフリハセンターを会場に10月の勉強会を行いました。
テーマは「虐待(身体拘束)防止研修について」。独立型社会福祉事務所、市の地域包括支援センター、精神保健福祉士、フィナンシャルプランナー、サービス管理責任者、ケアマネージャーなどそうそうたる顔ぶれが参加してくださり、非常に中身の濃い議論になりました。
特に、今年度4月から「身体拘束防止研修」義務化され、未実施の場合は減算対象となります。どうせ義務として研修を企画するのであれば、建設的で実のある研修にしたいと、今回も全職員対象に実施した「虐待(身体拘束)防止アンケート」の集計結果をもとに、分析し、研修企画についてのアドバイスをいただきました。
虐待の兆候となる不適切な支援を防ぐためには、様々な要因がありますが、今回のアンケートは「知識」「倫理」「職場環境」の3要素に注目したもの。匿名で回収した全職員の記述式アンケートには、昨年を超える多くのコメント(記述量)があり、それをまず高く評価していただきました。
不適切な支援の原因をみんなで考え、改善策を考えていく過程は、後ろ向きで無駄な作業のように感じますが、実は職場を良くするためのとても建設的な取り組みであると指導をいただきました。過去4年間の土壌があり、この全職員の貴重な意見を全員で共有し、「質の高い専門性」と「働きやすい職場」を改めて目指していきたいと思います。貴重な機会ありがとうございました。