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先月の勉強会のテーマも2年にわたり続けてきている「ICFアセスメント」について。
今回は作業療法士Yくんが、専門職として理念の変遷や実践、ICFの図など基礎的なところから解説してくれました。
若いながらも、人前での発表が慣れているのか、落ち着いていてなめらかな口調で、とてもわかりやすい講義でした。
アセスメントツールは様々ありますが、ICFは昨今、国も推進し様々な業界団体が活用を促しています。医学モデルから生活モデルへの移行がまだまだ不十分な現場で、個人因子や環境因子を丁寧に辿ったうえで、ご本人の意向を引き出す支援技術の必要性を改めて感じました。
また、OTならではの生活動作(入浴や排せつ動作の基本)の解説もあり、やみくもな自立支援ではなく、「なんのために?どのような力をつける必要があるか?そのためにどんなトレーニングをすべきか?」基本に立ち返ることができました。
時間がなく、まとめきれなかったと思いますが、良いきっかけになったと思います。別の場所でも多くの人に伝えられる専門職になってほしいと思いました。おつかれさまでした。