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嬉しい贈りもの


先日、とても嬉しい贈りものが届きました。2か月前に102歳で最期を迎えられた方のご家族からの贈りものです。
箱の中に手づくりのポケットティッシュカバーや、小物入れ、きんちゃく袋、筆入れ、小銭入れなど・・・。とても心のこもったプレゼントでした。
同封されていたお手紙には、亡くなった後の喪失感とともに、10年間過ごしてくださった居室が頭に浮かんでくること、居室で最期を迎えた過程を振り返っての職員への感謝のお言葉などがつづられていました。
一人ずつ手紙を読み、プレゼントをいただき、涙が出そうになる人もいました。

こうやって、ご本人、ご家族と過ごした最期の時間はとても貴重で、我々にとっても、ご家族にとっても、とても大切な時間なんだなあとしみじみ感じました。戴いたプレゼントを大切にして、これからも感謝の言葉をいただけるような支援を続けていこうと思います。ありがとうございました!!


誕生日のお祝い

誕生日のお祝いスナップで、毎回とてもいい写真が撮れているので少しだけUPします。
誕生日はいくつになっても嬉しい瞬間でして。みなさん「もうこの歳になるといいわ」とおっしゃいますが、いざケーキやプレゼントをお持ちしたり、ご家族をお呼びしたりすると表情がガラッと変わってとても良いスナップ写真が撮れます。撮った写真はお部屋に大事に飾られていたりして…。
今年はQOL企画ということでそれぞれの皆さんのそれぞれの希望を叶える企画が進んでいます。
「実家に帰る」「同窓会に参加する」「ラーメンを食べに行く」「買い物ツアーに行く」・・・などなど
何か楽しみや目標があると違いますよね。また良い写真ができたらUPしていきます!!!


太神楽&カレーの王国

毎年恒例の太神楽@蔵の辻。
今年は、夏の終わりにあるレゲエイベント(結の祭)が、この時期にも形を変え「カレーの王国」となって共催されました。
太神楽とレゲエとカレー。ミスマッチのようで、雰囲気はとてもよくマッチしていました。どちらも「熱いライブ」でした。
伊勢太神楽は、武生で幼少期を過ごした皆さんには特別なイベントで「子供のころ、テレビも何もない時代に、これが楽しみでついて回った」とみなさん楽しみにしている伝統芸能です。
いわゆる漫才、大道芸、獅子舞、お囃子などが一体となって、蔵の辻を埋め尽くした観衆を魅了していました。
今年は、カレーの王国(世界各国のカレーが屋台で登場)のおかげで、会場はいい~ニオイ。屋台は常に行列ができていました。こんなにたくさんのお客さんは久しぶりです。

太神楽が終わるとレゲエライブがあり、カレーはビールのおつまみで、夕方まで楽しめました。
太神楽とレゲエとカレー。来年もぜひこの企画を期待しています!!!


QOL向上企画


 今年の春、ある入居者さん(要介護5の方)が「結婚式に出席したい」と希望されました。様々な工夫と準備が必要でしたが、無事出席することができました。今もその時の表情や、感謝の言葉が忘れられません。
 この経験がきっかけになり「ご本人が望むことをできる限り実現する」ことを目標に、サンライフの事業計画に「QOL向上」が掲げられました。
 すると早速、先月末にある方のQOL向上企画が会議にかけられ、望んでおられたご実家にお連れすることになりました。
 その方はここ1年ほどメンタル(認知)面で様々な支障が出始め、特に2~3ヶ月はご本人も苦しまれている状態でした。ご実家には事前にお願いした知人(ご本人がとても慕っていた方)に来ていただきました。普段の会話にも支障が出始めていましたが、車が実家に近づくにつれ「ここは〇〇さんのお家」「ここは昔からある〇〇」などとはっきりとした口調に変わられ、知人に再会した時などは、涙ながらにしっかりした挨拶をされていました。たまたまお隣さんが偶然気づかれ、「よく帰ってこられて」と握手し、ここでも嬉しい涙があふれていました。この瞬間は以前の元気な状態に戻られ、医学や科学では説明できないとつくづく感じました。 
 数日たった今も、写真を見ると思い出されています。また、ご家族に報告すると、「これだけ元気になるのなら」とお孫さんを交えた里帰りを企画してくれることになりました。QOL(生活の質)を真剣に考えることが、リハビリテーションの大きな柱だと実感した出来事です。


初夏の昼下がり、武生高校のみなさんがお琴演奏会を開いてくれました。
総勢12名の武高生がそれぞれの琴を食堂に並べ、多くの曲を演奏してくれました。12台の琴が並ぶ食堂の画は壮観です。独特の音色ですが親しみやすいメロディで、思わず口ずさんだり、身体や手が自然と動いている方もいました。
もちろん後藤先生や顧問の先生の指導が素晴らしいんだと思いますが、若い生徒さんたちなのに演奏のレベルはとても高かったと思います。最後の曲などは、12台の琴が同じ琴線を奏で、感動的で拍手が鳴りやみませんでした。

そしてもうひとつ。この企画は、サンライフの入居者であるAさんがお琴を後藤先生に習っていることから毎年続けてきたのですが、Aさんが他県(娘さんのところ)へ引っ越してしまうため、そのお別れパーティでもありました。垂れ幕には「元気でね」と書かれ、最後の演奏をしたあとはお別れの手紙を朗読してくれました。
Aさんが入居して5年。いつも居室から琴の音色聞こえてきて、施設全体を良い雰囲気にしてくれました。施設長からは「最後の演奏は、今までで一番良かった」と感想がありましたが、心のこもった演奏だったと思います。武生高校や後藤先生との縁はAさんのおかげです。最後に、親戚の子から花束を受け取り、みんなでお別れの拍手を受けていました。遠い県外に行ってしまうのはさみしいですが、最後に素晴らしい思い出を残してくれて感謝でいっぱいです。向こうでも琴を続けてください。

武生高校のみなさん、顧問の先生、後藤先生、そしてAさん素晴らしいひと時をありがとうございました。


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