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謹賀新年


明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
元旦の、早朝日の出の時刻に、8Fベランダから写真を撮り続けて15年目。今年はご覧のとおり曇り空でしたが、うっすら日の光が見られます。時折、激しい雨も降ったりしましたが、穏やかなお正月でした。
昨年も1年間様々なことがありました。うまくいかない日々が続けば、嬉しいニュースが舞い込んだり、大ピンチが訪れれば、ありがたい助けがあったり、毎日がお天気のように良い日も悪い日もありました。

年年歳歳花似相 歳歳年年人不同 As time goes by「それでも明日はやってくる」・・・。

こうしてお正月を迎えることができたのは、そんな毎日を乗り切って、支えてくれた全ての職員のおかげです。困難をチャンスと捉え、前向きに取り組む人が本当に増えました。頼もしい素晴らしい仲間に感謝です。
今年は新たな事業や、チャレンジが控えています。また1年間様々な試練が訪れるでしょうが、「なんとかなる」の気持ちで乗り越えて、大きな成果が生まれることを期待しています。利用者や関係者、地域の皆さんへの感謝を忘れず、今年も頑張ろう!!!


地域交流/音楽療法

地元蓬莱町の民生委員さんから、越前市の介護予防活動(つどい)を一緒にやりませんか?とお誘いを受けまして、蓬莱町の老人会(寿会)のみなさんと一緒に合同レクリエーションを行いました。

音楽療法士の野瀬千晶先生を講師としてお招きし、食堂スペースで歌や楽器、体操などをやりました。懐かしい歌を中心に歌詞を見ながら、思い出を語ったり、楽器を取り入れたりして楽しみました。ご近所さんと一緒だったからか、最初はもじもじしながら聞いていた人も、講師の先生のお話やピアノに自然と身体がのってきて、また、区長さんの笑い話に誘われて、どんどん盛り上がっていきました。

やはり音楽はいいですね。歌を唄うことで表情も良くなり、笑い声も自然と多くなっていきます。たまたまですが音楽療法士の先生のプログラムを受けることができて、とっても貴重な時間でした。また来てくださることを期待しています。
また、介護予防「つどい」は地域の方と自然と交流できるとても良い機会です。利用者と町内の方が自然と会話されていて、もっと顔見知りの関係になるといいと思いました。
これから毎月1回のペースでやっていきましょうとご提案いただいたので、更に交流が進むと思います。


年納め会!!


毎年恒例の年納め会。毎年毎年、今年が最高だったと書いていますが、またもや今年も最高を更新です。
とにかく写真が物語る大笑いの連続!!ブルゾンタナベや、変なBさん、シャンシャンに園児ナース・・・仮装してきてねと言うと、想像以上のクオリティで応えてくれるスタッフの心意気に感謝感謝です。
育休中の2人も赤ちゃん連れてきてくれて、ボランティアの先生方も審査員をやってくれて、紅白に分かれたゲーム対決は赤組の大逆転勝利。
そして仮装大賞は、「小さいおじさん」にふんした三好さんが全員納得の受賞でした。
お刺身弁当定食を作ってくれた厨房のみんな、思いでスライドショーをつくってくれた美幸さん、ゲームを考えてくれたレク担当者、出し物に協力してくれた他部門のみなさん、何より、10:30から15:00までの長丁場に付き合ってくれた入居者のみなさん、本当にありがとうございました。
「笑う門には福来る」来年もいい年になると確信する年納め会でした。


ファイルイメージ

必見!!写真集


福井県立大学の公開講座で弊社の虐待防止の取り組みについて発表させていただきました。
看護福祉学部で高齢者福祉がご専門の奥西教授が、国の虐待防止研究の第一人者である柴尾慶次先生をお招きした講座です。
熱心な参加者が集まる中、福井県の実践事例としてサンライフの3年間の取り組みを紹介し、ディスカッションさせていただきました。

奥西先生も柴尾先生も、若いころの従事者としての現場経験が土台にあり、また、研究者としてこの問題に長年取り組まれている上でのお話は、とても重みがあり、ひとつひとつの言葉がとても胸に響くものでした。利用者の尊厳を保つため、環境づくり、管理者の理念、従事者の育成など議論の視点は多岐に渡り、改めて「虐待防止」が支援の質を上げるためのきっかけであり、建設的な取り組みなのだと勉強になりました。

懇親会でも、県内の方や学生さんらを交え、たくさんお話ができて、大変貴重な時間でした。このお二人が揃っている状況での様々な議論は、さながらゼミのようで、自分自身学生に戻ったときのように勉強の場になりました。貴重な機会をくださり本当に感謝しています。
今後とも、取り組みを続け、多くの共感者と(虐待防止の)良い風土づくりに貢献できたらと思います。



全国介護付きホーム研究サミットで事例発表してきました!!
過去にも、ケアマネジメント、認知症ケア、虐待防止の仕組みづくりなどで発表してきましたが、今回は、若手3人が発表者です。
約90の中から選ばれた10施設の研究発表は、東京虎の門にあるニッショーホールという大きな会場で2~300人の聴衆の前で行います。

この発表のために、施設内でも何度も練習したり、内容を吟味してきましたが、やはり本番になると緊張するもの。厚生労働省課長のご挨拶のあと、2番目だったため、いきなり舞台袖で待つ3人。心臓のバクバクが聞こえてきそうでした。しかし、いざ壇上に立つと、3人とも堂々と大きな声で発表し、発表の後の質問にもしっかりと答えていました。

今回の発表は、ICFアセスメントを活用し、利用者の声をしっかり汲み取り、QOL向上を図る取り組みでした。
実は昨年からベテランの休職(療養や産休)が続き、不安な毎日が続いており、若手介護職の成長が不可欠な状況でした。
介護職としてケアマネジメントの役割をしっかりと果たして、ただの「介護業務」ではなく、「この方が望むことはなんだろう」「それを実現するためにはどうしたらよいか」「治療やリスク管理がメインではなく、生活背景を考え、家族と信頼関係を築きながら目標や望みを実現させる・・・」そんな質の高い支援を目指してきました。

今回の3人はその中心人物です。ベテランを助け、後輩を育てる中堅職としていろいろと苦労があったと思いますが、発表のために自分が担当した事例を振り返ることで、自分たちをフィードバックできたと思います。日頃何気なく支援していても、様々な思いや、葛藤があり、日々悩みながらも着実に成長してきました。
発表後、事例となった利用者のご家族から、「発表してくれてありがとう」「サンライフの職員さんに関わってもらってよかった」「いつも温かく寄り添ってくれるから」とたくさんのお褒めの言葉をいただきました。何よりうれしい言葉でした。
まだまだ課題は多いし、失敗する毎日ですが、今回は自分たちを振り返るとてもいいきっかけだったと思います。自信を持って更に良い支援者になれるよう頑張っていきましょう。そしてまた、東京で旨い酒を飲みましょう!!!


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