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今年1回目の勉強会は、栄養士Sさんによる「食事のチャレンジ:経口摂取へのリハビリテーション」の報告でした。
介護職や看護職の報告ではなく、栄養士がこの事例分析をまとめたところが素晴らしい!!事前に資料を見せてもらいましたが、研究発表として十分通用する素晴らしいまとめでした。
内容は、重度の脳血管障害の方が、療養型医療施設にて胃ろうによる経管栄養の状態で再入居された後、1年をかけ、食事形態や嚥下リハビリテーションを重ね、現在、経口摂取を可能にした事例です。
「口から食べたい」というご本人の思いを、医師や看護師、介護職と一つずつ課題をクリアし、ご家族とリスクを共有しながら思いを実現したというものでした。
こうして1年の取り組みをまとめてみると、日頃から少しずつ取り組んだことが実を結んでいることがわかり、ご本人と支援者の地道な努力が大切なんだと改めて実感しました。また、栄養士がカルテや支援記録をまとめ、何気なく支援しているスタッフに変化や、リハビリテーションの大切さを意識付けてくれたのは大きな意味がありました。
Sさん、素晴らしい発表おつかれさまでした。
サンライフでは、今年も昨年に続き、「質の向上」をテーマに、各部門が積極的に事例検討を行っています、アセスメント力をつけ、ご本人やご家族の力をいかに引き出すか、エンパワメントが定着していくことが目標です!!!