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夏ごろより、武生高校探究科のお二人の研究に協力させていただいておりまして、今回は入居者にも参加いただき、お二人がテーマとした「AIツールによるコミュニケーションの円滑化」の実証実験に至りました。
およそ高校生が立案した研究テーマとは思えないほど論証のプランがしっかりしていて、我々現場当事者にとってもとても興味深いテーマでした。
研究対象となる入居者(お二人)は、最初とても緊張されていましたが、「私たちにもこんな若い頃があったのよ」とだんだん打ち解けてきて、実証場面はとても盛り上がりました。
AIの発展速度はずさまじく、介護現場においても今後さらなる実用化が期待されていますが、どこまで発展しても、支援者と利用者の人間としての信頼関係はその根底から揺らぐものではありません。そんな中でも、人材不足や支援の質の低下という課題に、AIは無限の可能性を秘めているように感じます。
初日から2日目にかけて、ツールの使い方に慣れ、会話の深化は想像以上に進んでいたように思います。
また、介護現場での実用化(ケアプランへの応用)のアイディアも生まれ、若いこの二人の高校生が着眼した視点は、実践でも大いに生かせそうな気がします。
次の実証研究はどんな風になるでしょう?入居者も我々も興味津々、ぜひ表彰されるような研究に仕上がるようこれからも協力させていただきます!!
