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福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧(たちばなのあけみ)といえば「独楽吟」。それは「たのしみは~とき」の形で詠まれる短歌のこと
福井市で開催される恒例の短歌コンクールに今年は多数応募しようと思っています。こんな世の中、些細な楽しみをも見つけていかないと…

 楽しみは墓の周りの雑草を すべて刈り取りセミが鳴くとき

 楽しみは夏の夕暮れグランドで 息子の投げる球受ける時 

 楽しみは自粛期間を乗り越えて 距離近づけて君と会う時

 楽しみは墓の周りの雑草を すべて刈り取りセミが鳴くとき

 楽しみは先月逝った曾祖母が 残した日記でほくそ笑むとき
 
 楽しみは父ちゃん母ちゃんお出かけで おやつとゲームを探しだすとき

 楽しみは夏の早朝マラソンの 帰りのコースで会うにわか雨

 楽しみは家路に向かう路地裏に カレーの匂いが漂ってるとき 

 楽しみは海水浴の帰り道 車の中でウトウトするとき

 楽しみはリュックサックに荷物詰め 天気予報の晴れが出たとき

 楽しみは休日出勤終えた夜 娘が作ったおかずがあるとき

 楽しみは病院食を残す夫 わたしの煮物だけ食べるとき

 楽しみは可愛いふで箱買いかえて えんぴつ消しゴム入れ替える時 

 楽しみはもらった小銭をにぎりしめ 縁日屋台に走っていくとき

 楽しみはラジオ体操終えた朝 午後の遊ぶ約束するとき 

 楽しみは買い物、洗濯、風呂掃除 全て終わって昼寝するとき ・・・さて入賞なるか???


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