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気を緩めずに日常へ


緊急事態宣言が解除された今週より、施設では少しずつ少しずつ日常に戻りかけております。
1か月続いた勤務体制は通常シフトに戻り、在宅勤務で出された「宿題」を提出するという、職員も学生と同じような境遇を味わっていますが・・・

会議も少人数で3密を避けながらも徐々に再開されはじめ、昨日は、施設管理職が今回の緊急事態にどう対応したのかを振り返りました。
外出、面会制限/リハビリ、レクリエーションの工夫/2交代制の食事/1日数回の消毒作業/職員の外食禁止令/・・・どの対策がどういう効果を生んだか?課題があったか?整理しました。
介護施設での「院内感染」では、命にかかわること、運営の存続にかかわる重大な事態が見られ、対策はどうしても「制限」が多くなりましたが、一方で様々なアイディアも出されました。徹底した感染対策からか入居者もスタッフも体調不良がほとんどなく、普段よりも健康に過ごせたように思います。ご家族へお手紙を書いたり、LINEやTV電話でコミュニケーションを図ることもスムーズになりました。食事はお弁当が中心となりましたが、中には近所の居酒屋さんのテイクアウトを利用したり、買い物や配達を利用して食事を楽しむ人もいました。今回のこうした対策や効果の検証、マニュアルはまた必ず活かせると思います。

月曜よりリハビリ体操や内職作業は再開され、長い非日常生活から解放されたすがすがしいみなさんが見られています。「なんでもないようなことが幸せだった」と誰かが言っていましたがその通り!!何事もなく過ごせる日常に感謝し、慎重に気を緩めず過ごしていきたいと思います。

*期間中に差し入れのお菓子、マスク、激励のお手紙など地域の方よりたくさんいただきました。本当にありがとうございました!!


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