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7月、9月と2日間にわたって福井県社会福祉協議会(人材研修課)主催のキャリアパス研修に管理職が2名参加させていただきました。
この研修には、3年前から参加しており、今回で3年連続5人目の受講です。
初めて受講した時、永田教授が創り上げたキャリアパスのシステムに深く共感し、この考え方をぜひ浸透させたいと毎年勉強しては、試作実践し、バージョンアップを続けてきました。とにかく「人材育成」「質の向上」がキーワードの福祉業界において、その仕組みづくりの大切さを実感する日々。
研修2日目(最終日)は、実践事例として、弊社の3年間の蓄積を発表させていただきました。つたない発表でしたが、人材育成に力を入れなくてはという意気込みだけは伝わったと思います。受講者の2人の管理職はグループワークで他の事業所のシステムに触れることもできました。
実は研修前日には、永田先生を囲んで、受講者のみなさんと交流会(飲み会)も開き深い話もたくさん聞けました。大学での社会福祉の授業は、対象別の実践論や運営や援助技術が中心ですが、永田先生が人材育成=福祉教育の領域を学問として取り組んだのはほぼ初めてで、珍しいと驚かれたそうです。
人材不足、特に福祉業界での不足が危惧されるなか、地域や事業所を超えて人が育っていく仕組みが大切だと思います。今回のキャリアパス講座をきっかけに、この業界で活躍するすべての人材が、更に活躍できるシステムを作っていかねばと思うのでした。