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昨年末に、介護保険施設等の実地指導(監査)をしていただきました。
対象は、特定施設入居者生活介護/居宅介護支援事業/福祉用具貸与等の事業です。
「監査」というと、とても緊張するものですが、事業運営を精査するとても良い機会であり、それぞれで、多くの見直しをすることになりました。法令遵守(コンプライアンス)のため、再度制度の条文を読み直してみたり、基準や人員配置、加算要件などを復習していきました。当日は、指導員の方々が長時間にわたりいろいろな指導やアドバイスをしてくれました。貴重な機会に、こちらからも確認や質問もできました。この結果は、運営懇談会で利用者のみなさんにご報告させていただこうと思います。
介護保険法第1条には「高齢者の尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう」とあります。改めてこの理念を理解し、不十分だった考え方を修正していく必要があります。施設でも在宅でも支援の記録や、説明、管理方法などで不十分さがありました。
今年は4月に3年に1回の法律改正がありますが、職員全体が勉強しなおして、レベルアップできたらと思います。
・尊厳の保持とは=虐待や身体拘束の廃止を徹底し、支援の質向上を目指すこと
・有する能力に応じ=高いアセスメント力をつけ、ご本人の意向に沿った支援のため、信頼関係を構築していくこと
・自立した日常生活を営む=リハビリテーションや自立支援のために専門性を強化すること
今後も適正な事業者として、第1条の実践を徹底していきたいと思います。ご指導ありがとうございました。
9月16日~18日にサンドームにて開催された「越前モノづくりフェスタ2017」今年も出展しました。
●模造紙でサンライフ小野谷の紹介:通り過ぎようとしたときにふっと足を止めて、写真を見て頂けました。
●認知症自己診断テスト:興味は持っていただけるのですが結果を知るのが怖いとお持ち帰りする人が多かったです。
●自助具体験の豆つまみ:自助具の良い点を説明するはずが… 子供さんの体験が多かったです。集中力が高まったかな⁈
●車いす自走体験:スタンダードと六輪車いすを用意して自走して頂きました。操作を楽しんでいただけたと思います。
●入居者作品展:松ぼっくりのトトロが人気でした。「楽しそうな施設でいいですね。将来入りたい!」とうれしい言葉をいただきました。
台風の影響で来客は少ないかと期待⁈(笑)していたのですが、たくさんの来場者に足を止めて頂けました。ありがとうございました。
猛暑の夏ですが、夏休みは学生さんがたくさん来てくれる良い季節です。
今年も中学生から社会人まで体験実習が始まりました。学生さんが来てくれると利用者にとっても、職員にとってもありがたいことが多く感謝の毎日です。若くてエネルギーのある子たちが、緊張しながらも体験する姿をみるとこちらも元気をもらえます。
入居者さんは、昔の話(特にこの時期は戦争体験のお話)をしてくれて、とても貴重です。
職員も、自分の仕事や職場の説明をする場になり、この仕事のやりがいを説明しているときなどは本当に良いフィードバックになるものです。
もう20年も前になりますが、自分自身も1か月間実習をしたことを思い出しました。ちなみにその時の実習先は茅ヶ崎市社会福祉協議会で、真夏の湘南をスーツを着て、自転車で訪問の付き添いなどしたものです。暑かったですがとても懐かしい思い出です。
実習生のみなさん。暑くて長くて大変ですが、今しかできない貴重な体験を十分に楽しんでください。