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サンライフでは、事業計画の中で月1回多職種が持ち回りで行う勉強会を定めています。毎月第三金曜日の17:00から、医師、看護師、介護職、栄養士、理学療法士、社会福祉士、ケアマネージャー他、参加できるすべての専門職を前に、計画に沿って担当になった者が発表していきます。担当する人は、新人からベテランまで分け隔てなく、年間を通じて多くの発表の機会が割り当てられます。
先月は、福祉用具専門相談員のTさんが発表しました。4年目のTさんはたんなん福祉機器展で忙しい中、介護保険制度と環境支援(福祉用具や住宅改修など)についてまとめていました。こういう機会でもないとなかなか制度や法律など勉強できないので良い機会となりました。
この発表の準備は必ず所属長やリーダーがスーパーバイザーとなって指導役を担います。良い発表になるよう、工夫し、わかりやすい内容になるよう試行錯誤するその過程(プロセス)がとても重要で、本番までのその準備で考え、悩むことがこの勉強会の大きな目的だと考えています。
発表がうまくいかなくて失敗することもあるし、あとから改善すべきだったと後悔することもありますが、すべてが経験!!
サンライフでは忙しい中でも自分の専門性を深め、多職種の視点を身につける過程を大事にしていきたいと考えています。
夏休みは、学生のみなさんの研修や実習が始まる時期です。
先週は、毎年恒例の武生第2中学校の生徒さん6名が1週間に渡り「職場体験学習」に来てくれました。
今の中学生は背も高くとても大人っぽいのですが、実習を受ける態度もとても礼儀正しく、積極的に自分から声をかけたり、言われたことを素直に一生懸命取り組んでくれたり、大学生に引けを取らない大人の振る舞いでした。
利用者さんも、若くて元気いっぱいの中学生の姿を見ると嬉しいようで、何かと声をかけたり、アドバイスをしたり、相談にのったりしていました。我々職員の方も、彼らの緊張している姿や、真剣に一生懸命接する態度に影響されて、初心にかえったりしたものです。いちばん良かったのは、入社2年目の介護職(高卒新人2年目)がアドバイスしている姿で、つい最近実習を受ける立場だったのになあと感慨深くなったりもしました。
高校生の職場体験や、大学生の教員実習、インターンシップと夏休みの実習は始まったばかりですが、中学生のみなさんの真摯な姿は一番のお手本になりそうです。最後のあいさつもみんなとても素晴らしいものでした。またイベントに遊びに来てくださいね!!
7月15日(金)『たんなん福祉機器展2016』が武生商工会議所で開催されました。
毎年開催されるこの福祉機器展は、このホームページでも何度か宣伝させていただきましたが、サンライフ小野谷福祉機器サービス部の精鋭スタッフはじめ、全職員が全精力を注ぎ込んで(決して大げさでないです)企画するサンライフの一大イベントです。「これが終わらないと夏が始まった気がしない」とは藤本主任の名言ですが、今年の担当は、前川、山品、両福祉用具専門相談員でした。
昨年は過去最高の来場者に恵まれ、今年もそれを上回る方々に来てもらおうと、前川、山品が中心となって様々な企画が立てられました。
・電動ベッド、車いす等の(驚きの)最新福祉機器 ・離床センサーやGPS、スマホ連動など(驚きの)徘徊対応機器
・水分補給用やコラーゲンたっぷり等の栄養補助食品 ・微細ビーズクッションやむくみ対応ケアシューズ、リーチャーなどの自立支援グッズ
・脳トレなどレクリエーション最新機器 ・ダンボールベッド、簡易トイレなどの災害対策グッズ ・センサー機能搭載や酸素療法用の歩行器
・様々なタイプのウェルキャブ車両 ・支援者向けのサポートウェア(腰痛予防) ・・・などなど
また、入浴動作コーナーや、紙おむつ相談、話題の水素水、整体師のゆがみチェックなどの体験ブースも並び、サンライフ栄養士+入居者手作りのクッキー、そば茶プリン、水ようかんの試食コーナーでは、給仕としてなんとサンライフの入居者が手伝ってくれました。
いずれのコーナーも大盛況で、特に若狭医療福祉専門学校の生徒さんが課外授業として活用してくださったこともあり、午後は人だかりでいっぱいになりました。
2025年を前に地域包括ケアの更なる充実が求められるなか、在宅介護支援、自立支援、支援者(家族)のための支援…それぞれで福祉用具・福祉機器の重要性が高まっていると感じています。個人の力やマンパワーだけではなく、専門性に基づいた環境調整がいかに大切で、どれだけの効果があるのか?
サンライフの福祉用具専門相談員は日々の実践の中で、多くの事例を蓄積し、みなさんにお伝えしていくことが使命だと考えています。
今回、多くの協力をしてくださったメーカーの皆さん、情報交換をしてくださったケアマネ、医療従事者のみなさん、行政関係のみなさん、本当にありがとうございました。今後とも福祉用具、福祉機器、環境調整にはサンライフにご相談ください。