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今年も残りわずか、大晦日でございます。
職員も、入居者のみなさんもお昼ご飯に年越しそばを食べて、いいお正月を迎えられそうです。
このまま紅白歌合戦をみて、除夜の鐘をきいて、初詣・・・といきたいところですが。なかなか初詣に行くのも大変なみなさんのために、毎年恒例の手作り神社を作りました。おみくじもできて、今年も賑やかな祭壇になり、とても満足げなみなさんでした。
突然ですが除夜の鐘が108つなのはなぜだか知っていますか?諸説いくつかありますが、「四苦八苦を表す」からだそうです。
四苦(4かける9)+八苦(8かける9)=36+72=108 だから百八つ。
人は苦労するもので、生きていくにはとてもたくさんの苦しみがある。1年の終わりにその四苦八苦を振り返りながら、また新たな四苦八苦を受け入れようとする・・・そういう意味なのかなあと思っています。
私の亡くなった祖父は、家で看取ったのですが、晩年の口癖が「生きていくのはおぞいこっちゃ」でした。
決して良いことばかりの毎日でなく、むしろ苦しいことが多い日々(特に最期は)だったように思いますが、苦しいことをいかに受け入れられるかが大事だといつも説いてくれました。「おぞいこっちゃ」は「大変だけどまあしょうがない、前向いて頑張ろう」っていう意味がこもった深い言葉だったなあと思います。
世の中は大変な境遇の方がたくさんおられます。こうして正月を迎えられることは本当に幸せなことと感じて、いろいろありましたが、「おぞいこっちゃの」「さあ、次行こう」ってな気分で来年も頑張りたいと思います。
何故だかやわらかい日差しがさしてきました。初日の出じゃなくて末日の出みたいな!!!
12月24日はクリスマス・イブ。リハセンターでは、クリスマスケーキを作りました!!
と、いいましても、スポンジは市販のものですが...。ご利用者様に少しでもリスマス気分を味わっていただこうと、サンタの帽子や、カチューシャなどをかぶって頂き、フルーツをカットし、生クリームを順番に泡立てて、スポンジにクリームを塗って、デコレーション。職員もお手伝いさせていただきました。素敵なクリスマスケーキの完成です!!みなさんで召し上がっていただきました。
数日前には、夏に好評だった、スノードームのクリスマスバージョンをつくりました。まるで、お店に売っているかのような仕上がりでした。
今年もあと残すところわずかとなりました。ご利用者みなさんにたくさんの元気と笑顔をいただきました。2017年も皆様にとって良い年になりますよう、サポートさせていただきたいと思います!!ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。



今月の勉強会は、理学療法士による「歩行評価」。リハビリテーションや介護予防の効果を測る重要性がさけばれる昨今、専門的視点で、歩行機能を考える機会となりました。「対応方法」「目標」「情報伝達」のため介護職も評価や、表現できる力が必要だと感じました。
そのあとは、福祉用具専門相談員(ケアマネ)のF主任からアセスメント研修を行いました。在宅生活を望む40歳代の(末期がん)の方の事例をもとに、ICF表を用いたアセスメントと支援策を話し合いました。
4月から始まったこの研修も8回目となり、参加者もずいぶん慣れてきたのか、前向きなアセスメントができるようになり、PT、OT、柔道整復師、栄養士、ケアマネ、社会福祉士などそれぞれの視点でアイディアを絞り出した、良い支援策が次々と挙がりました。リハビリテーションの本来の意義を体にしみこませ、専門職として、また多職種連携の一員として力をつけていってもらいたいと思います。