トピックス

新蕎麦の季節です。
このブログでも恒例となりました蕎麦打ちが行われました。我が厨房が誇る蕎麦打ち名人「タマムラくん」の登場です。
この5月に入居されたある男性は初めてだったので驚きの表情。しかも蕎麦が何より大好物ということで、間近で蕎麦打ちの過程を見せてもらいました。
10時に始まって、1時間もすると約70人分の蕎麦があっという間に出来上がりました。
入居者のみなさんも、各プロセスで体験させてもらい、いつものようにとても楽しい企画でした。
今回は、てんぷらや、蕗の炊き込みご飯おにぎり、蕎麦茶プリン(手作り!!)までついた豪華なセットで。
毎回ご相伴にあずかるワタクシも、幸せな昼食を堪能させていただきました。ありがとうタマムラくん!!!


通所・訪問リハでは、月に1回の会議で、セラピスト+介護(事務)職の2人組によるプレゼン大会を行っています。
きっかけは県が行う「要介護度改善事業」で2年連続取り組みが評価された一方で、今年度さらにレベルアップしたいと感じたからです。

この事業(要介護度改善事業)は単に「介護度を改善させる」ことを目的にすると違う方向に走ってしまいがちですが、リハビリテーションのプロセスを大事にし、様々な角度から生活の質向上や、目標の達成に向けた支援の充実を図るためととらえると、現状の課題や、業務改善を図るとても良いきっかけになります。
リハビリテーションに携わるスタッフ(セラピストも介護職、事務職も)それぞれが、改めて自分の仕事の意義を見直し、改善策や新たなアイディアを考えるきかっけになればとこの事業への応募だけでなく+プレゼンを取り入れました。
過去3回のプレゼンを受けましたが、それぞれによく考えられたレベルの高い内容でした。
(「PDCAサイクルのPⅡを作る」/全スタッフの気づきの共有方法/利用者とのコミュニケーションツール(ハンドマッサージ)の効果)など

普段は職種の違う2人組が、それぞれの立場で頭をひねらせ、理解してもらえるようプレゼンを考え、緊張しながらもメンバーに伝える姿を見ると、こちらもとても新鮮で、前向きな気持ちになれます。来月も面白い前向きなアイディアを期待しています!!


AED講習会


先日某高齢者施設様でAEDの講習会をさせていただきました。
使う機会はあまり無いかもしれませんが、もしもの時に慌てないためにと皆さん真剣に講習を受けてくださいました。

職場のみならずご家庭や外出先など、万が一の場合に落ち着いて行動できるように日ごろから備えておきましょう。
また蘇生ガイドラインは5年ごとに見直され2015年に変更になっています。
最新のガイドラインに沿った講習のご希望がございましたらサンライフまでお問い合わせください。


サンライフ小野谷の食事は、専属の厨房にて、専属の(管理)栄養士や調理師が作っています。毎日利用者さんや多職種と顔を合わせ、直接お話しする機会があり、日々「食べる楽しみ」にアプローチできる良さがあります。
外注ではできないこのメリットを大いに活かすため、栄養調理サービス部の精鋭10名は、様々な取り組みを続けてきました。これまでも何度か勉強会で取り上げてきた嚥下困難な方への食事は、更に進化を続けているようで、今回栄養士Tさんの発表も、栄養アセスメント/嚥下困難な方への食事作りをまとめたものでした。
利用者さんのアセスメントは嚥下機能だけではなく、疾患、個人環境因子、活動や参加のレベルまで把握し、介護職と同じように様々な視点を持って、「食べる楽しみ」につながるような取り組みにつなげています。嚥下困難な方へは、味や見た目をできる限り常食に近づけるよう、加水、加熱、ゲル化剤量を数か月にわたって分析し適量を判断しているという報告もありました。
「そこまで長期間、丁寧に分析しているとは知らなかった」とOTから感想もあがりました。
「味覚から食欲に、更にQOL向上につなげる」ために、今後も個別アセス能力を高め、その人に合った食事づくりにつなげていくよう期待しています。



東地区の民生児童委員さん、福祉推進員さんが一堂に介する「福祉ネットワーク会議」に参加させていただき、「家族介護者/ケアラー支援」について講義させていただきました。地域包括ケアの充実には、在宅生活の維持、充実が欠かせません。被介護者にスポットを当てた研修が多い中、「介護をする側=介護者」の実情や、介護者へのケアに注目してお話しさせていただきました。
主催者は~長年妻を介護する男性が二人、それぞれの辛さを立ち話で語り合っていた~そんな場面に出くわしたことが、この講座を思いついたきっかけだとおっしゃていました。被介護者を支援する制度はたくさんありますが、介護者を直接支援するものはありません。グループワークの中では地域の中で相談したり、日頃の辛さを吐露する場所をつくる必要があるという意見がたくさん出されました。

当日は社会福祉協議会さんや、市社会福祉課の方々も「福祉連絡会」の案内をされ、孤立化しないネットワークづくりの必要性を説いておられました。
「ケアラー」という言葉は、高齢者介護に限らず、在宅障がい者の親、子育て、ひとり親、引きこもりなど様々な家族支援を続ける人=無償の支援を続ける方を指します。
民生児童委員さんや福祉推進員さんのお力に頼るだけでなく、事業者としても、専門職としても、多世代が抱える在宅ケアを支え、「ケアラー」という共通項で包括ケアが実現できることが理想だと思いました。
日曜日にも関わらず多くの方が熱心に受講され、あらためて越前市の地域力やネットワークの強さを感じました。一緒に講義したPTとOTも良い勉強になったと言っています。
ちなみにサンライフリハセンターでは6月25日(日曜日)に家族介護者交流事業~癒しのサロン~を企画しています。
家族介護で奮闘されているみなさん、不安を持っている方々、ぜひお越しください


ファイルイメージ

癒しのサロンのチラシ


ページトップへ