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第22回となりました運営懇談会。
今年もお忙しい中多くのご家族に来ていただき、2時間の長丁場でしたが、懇談会を無事執り行うことができました。
今年は、現状報告や規程の解説に加え、
〇栄養士から「栄養アセスメントや調理メニュー」の説明をさせてもらいました。
サンライフは2Fに厨房があり、専属の(管理)栄養士や調理師が食事を提供していますが、今年度は特に嚥下能力のアセスメントや、趣向に沿ったメニューづくり、味付けの向上、個別アンケートに力を入れており、良い機会なのでご報告させてもらいました。
また、〇歯科衛生士による口腔ケア、嚥下体操、〇作業療法士による認知症予防、健康体操
などの講座で、ご家族とともに予防の大切さを共有する時間を設けました。
最後に、昼食(手作りお弁当)をとりながら、記念撮影もしました。
やっぱりご家族と一緒に過ごす時間は大切ですね。みなさん良い表情です。ご家族のみなさんありがとうございました。
サンライフリハセンター(通所リハビリテーション事業)では、今年度も福井県の事業である「要介護度改善事業」に応募しました。
福井県をはじめ、全国の先進的な自治体が、改善の取り組みと効果を測り、インセンティブが与えられるもの。
通所リハの最大の使命は、要介護度の改善(自立度UP)+卒業です。この事業にH27年度にも応募し、見事当選。今年はどうかとドキドキしていましたら、先日当選の連絡をいただきました。多くの改善者を生み、また、審査項目でもある「チームワーク」や「職場の環境改善」「地域交流」などの取り組みも審査された結果です。
本当にうれしい評価をいただきましたが、これも当然のこと。すでに今年に入り、さらなる改善(自立支援)や支援の質向上、地域交流のため、通所/訪問リハスタッフ全員が、更なる向上を目指した取り組みを開始しました。
地域包括ケアの充実に向けて、また「まちなかの総合福祉相談所」を目指して、大きな一歩だったと自負しています。

施設入居者へのQOL企画として、入社3年のTくんが、担当する方の「実家へ帰る」企画を考えました。
様々な事情で、自宅に帰る機会がなかった方でしたが、Tくんがいろいろ調整し、平日の午前中(体調が良い時間帯)にご家族に勢ぞろいしてもらっての帰省となりました。
思いがけず、お孫さんも3人が揃ってらっしゃって玄関に到着するや否やみんなで涙を流されて「お帰り~」と手を取り合う場面。こちらもウルウル来てしまいました。住み慣れた我が家のリビングに座り、家族だんらんのひと時。普段は言葉を発することも少ない方でしたが、歌を唄われたり、普段見られない姿をみて、「本当にすごいリハビリだなあ」と感じました。
更に、奥の和室で、ご主人のお仏壇にお参りしたとき、文章で書き現せないほどご本人の素晴らしい反応が見られ、さらに号泣しておられました。
本当に涙涙の時間で、企画したTくんも「この仕事をしていていちばん感激しました」と充実感に浸っていました。
仁愛大学和太鼓サークル「仁」のみなさん。今回も本当に素晴らしい演奏ありがとうございました。
今回も、「感動して泣いてしまった」、「普段はレクリエーションに参加されない方が出てきてくれた」、「音と振動が響いて何日も余韻が残った」など多くの賞賛の声が聞こえました。
このサークル出身のスタッフKくんも卒業して丸2年。今回出演してくれたみなさんとは一緒に活動する機会はなかったようですが、さすが「仁」のつながり、縦の絆は強いもので、卒業しても交流を続けていたようで、一緒に演奏してくれた様子は、息がぴったりで、部長時代を思い起こす素晴らしい演奏でした。
2Fの食堂の窓を少し開けていたせいか、ご近所に響く太鼓の音で、通りかかった人も思わす振り返っていたらしい。長い冬が終わり、これから春に向かっていろんな催しも行われるでしょうが、和太鼓「仁」が先陣をきってくれたように思います。また来てください!!!