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利用者さんの連絡帳に『目標』が手書きしてあるのをお気づきになりましたか?
リハセンターでは平成26年9月から毎週金曜日に事例検討会(ケースカンファレンス)を行っています。
担当者会議での結果を把握し、利用者さんの目標が達成できるように、個別リハビリ内容などを作成するものです。
この事例検討会により、職員は利用者さんの病気のこと・家族のこと・今悩んでいること等を深く時間をかけて話し合うことで、
目標達成に向けてより良い『支援』をお届けすることができるようになってきました。
しかし、4月に行われたアンケートにおいて、『目標』を意識せずにサンライフでのリハビリに通われている方が多いという結果が出たのです。
そこで生まれたのが前述の連絡帳に『目標』を書くという取り組みなのです。
まず、利用者さんお一人お一人が目標を確認し、ご本人もご家族も毎回利用後には目にすることができる連絡帳に、自らの手で記す。
そして、目標が達成できるように職員が支援をする。
「とかく、前みたいに歩けるようになりたいんや」「いつかは旅行にも行きたいわ」「ここはリハビリができるで選んだんやで、運動せなあかんな」
書きながらたくさんの想いがあふれ出る様でした。
今後は目標達成にむけて取り組む利用者さんの様子をリハセンター通信『一歩前進』でご紹介していきます。
また、事例や目標について詳しくは『一歩前進 特別号~事例を紹介します~』をダウンロード(下のPDFをクリック)の上、ぜひご覧ください。
※『一歩前進 アンケート結果特別号』もダウンロード(下のPDFをクリック)できます。ぜひ、あわせてご覧ください。

サンライフの通所リハビリテーションで発行する機関紙「一歩前進」に今月、利用者さん、ご家族からいただいたアンケートの集計結果を掲載させていただきました。これまで何度かアンケートをしてきましたが、今回はより充実した内容になっています。集計と分析、みなさまからいただいた声へのスタッフ一人一人の回答など。
リハビリテーションにおいて最も重要なご本人の「目標」をいかに引き出し、ご家族スタッフと共有できるか、そしてリハセンターでの時間を目標達成のために費やせているか・・・など様々な課題や、求められる役割が見えてきました。その後の会議ではサンライフのリハビリテーション機能として、あらためて何をすべきか、スタッフ多職種ひとり一人がやるべきことが何か再確認できました。
利用者さんも、スタッフもこのアンケートでまた「一歩前進」できたように思います。