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たんなん福祉機器展の担当者が燃えています!!!
ポスターやチラシが完成し、7・15(金)の展示会本番に向け、企画調整も佳境を迎え大忙し。
今年も武生商工会議所が会場となりますが、展示スペースを一つの「家」のような空間とし、体験できるスペースを増やし、実際の福祉用具活用例を設け、分かりやすい展示空間となるそうです。
今年重視した『徘徊探知機』など最新の福祉機器に触れて、体験していただきたい!!!
在宅生活での環境支援や自立支援、介護者の支援について福祉用具の効果など更に知っていただきたい!!!
と一生懸命奔走しています。
更に、サンライフの施設やデイの利用者さん自らが作るカフェスペースや、専門職による相談コーナーなども設けて、身近な体験談を聞いたり、ちょっとした相談事などもお受けできるらしく、関係機関や事業者、専門職、学生の方々には「研修の場」として活用してほしいとのことです。
みなさん、7・15(月)10:00~武生商工会議所でお待ちしています!!!
毎年恒例の太神楽@蔵の辻。
今年は、夏の終わりにあるレゲエイベント(結の祭)が、この時期にも形を変え「カレーの王国」となって共催されました。
太神楽とレゲエとカレー。ミスマッチのようで、雰囲気はとてもよくマッチしていました。どちらも「熱いライブ」でした。
伊勢太神楽は、武生で幼少期を過ごした皆さんには特別なイベントで「子供のころ、テレビも何もない時代に、これが楽しみでついて回った」とみなさん楽しみにしている伝統芸能です。
いわゆる漫才、大道芸、獅子舞、お囃子などが一体となって、蔵の辻を埋め尽くした観衆を魅了していました。
今年は、カレーの王国(世界各国のカレーが屋台で登場)のおかげで、会場はいい~ニオイ。屋台は常に行列ができていました。こんなにたくさんのお客さんは久しぶりです。
太神楽が終わるとレゲエライブがあり、カレーはビールのおつまみで、夕方まで楽しめました。
太神楽とレゲエとカレー。来年もぜひこの企画を期待しています!!!
今年の春、ある入居者さん(要介護5の方)が「結婚式に出席したい」と希望されました。様々な工夫と準備が必要でしたが、無事出席することができました。今もその時の表情や、感謝の言葉が忘れられません。
この経験がきっかけになり「ご本人が望むことをできる限り実現する」ことを目標に、サンライフの事業計画に「QOL向上」が掲げられました。
すると早速、先月末にある方のQOL向上企画が会議にかけられ、望んでおられたご実家にお連れすることになりました。
その方はここ1年ほどメンタル(認知)面で様々な支障が出始め、特に2~3ヶ月はご本人も苦しまれている状態でした。ご実家には事前にお願いした知人(ご本人がとても慕っていた方)に来ていただきました。普段の会話にも支障が出始めていましたが、車が実家に近づくにつれ「ここは〇〇さんのお家」「ここは昔からある〇〇」などとはっきりとした口調に変わられ、知人に再会した時などは、涙ながらにしっかりした挨拶をされていました。たまたまお隣さんが偶然気づかれ、「よく帰ってこられて」と握手し、ここでも嬉しい涙があふれていました。この瞬間は以前の元気な状態に戻られ、医学や科学では説明できないとつくづく感じました。
数日たった今も、写真を見ると思い出されています。また、ご家族に報告すると、「これだけ元気になるのなら」とお孫さんを交えた里帰りを企画してくれることになりました。QOL(生活の質)を真剣に考えることが、リハビリテーションの大きな柱だと実感した出来事です。
初夏の昼下がり、武生高校のみなさんがお琴演奏会を開いてくれました。
総勢12名の武高生がそれぞれの琴を食堂に並べ、多くの曲を演奏してくれました。12台の琴が並ぶ食堂の画は壮観です。独特の音色ですが親しみやすいメロディで、思わず口ずさんだり、身体や手が自然と動いている方もいました。
もちろん後藤先生や顧問の先生の指導が素晴らしいんだと思いますが、若い生徒さんたちなのに演奏のレベルはとても高かったと思います。最後の曲などは、12台の琴が同じ琴線を奏で、感動的で拍手が鳴りやみませんでした。
そしてもうひとつ。この企画は、サンライフの入居者であるAさんがお琴を後藤先生に習っていることから毎年続けてきたのですが、Aさんが他県(娘さんのところ)へ引っ越してしまうため、そのお別れパーティでもありました。垂れ幕には「元気でね」と書かれ、最後の演奏をしたあとはお別れの手紙を朗読してくれました。
Aさんが入居して5年。いつも居室から琴の音色聞こえてきて、施設全体を良い雰囲気にしてくれました。施設長からは「最後の演奏は、今までで一番良かった」と感想がありましたが、心のこもった演奏だったと思います。武生高校や後藤先生との縁はAさんのおかげです。最後に、親戚の子から花束を受け取り、みんなでお別れの拍手を受けていました。遠い県外に行ってしまうのはさみしいですが、最後に素晴らしい思い出を残してくれて感謝でいっぱいです。向こうでも琴を続けてください。
武生高校のみなさん、顧問の先生、後藤先生、そしてAさん素晴らしいひと時をありがとうございました。