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年納め会!!!


あまりにも楽しい写真が多くて・・・。まだまだたくさんいい写真が撮れたのですが、載せきれません!!!
そんな参加者みんなが笑って笑って笑いころげた恒例の年末企画「年納め会」スナップです。
今年は、とにかく、入居者のTさん、Mさんの女装が最高でした。脳梗塞で重度の麻痺あることなど忘れてしまうくらいの大ハッスル!!実は自前の衣装だとは後で知りました。
他にも、仮装大会でスタッフの趣向を凝らした衣装が大うけでした。
「笑う門には福来る」今年も笑いおさめができました。
地域に開かれた明るく家庭的なホームを目指す!!「明るく」の理念は確実に達成です。


ファイルイメージ

物足りない方はPDFで笑ってください


今月の勉強会は、理学療法士による「歩行評価」。リハビリテーションや介護予防の効果を測る重要性がさけばれる昨今、専門的視点で、歩行機能を考える機会となりました。「対応方法」「目標」「情報伝達」のため介護職も評価や、表現できる力が必要だと感じました。
そのあとは、福祉用具専門相談員(ケアマネ)のF主任からアセスメント研修を行いました。在宅生活を望む40歳代の(末期がん)の方の事例をもとに、ICF表を用いたアセスメントと支援策を話し合いました。
4月から始まったこの研修も8回目となり、参加者もずいぶん慣れてきたのか、前向きなアセスメントができるようになり、PT、OT、柔道整復師、栄養士、ケアマネ、社会福祉士などそれぞれの視点でアイディアを絞り出した、良い支援策が次々と挙がりました。リハビリテーションの本来の意義を体にしみこませ、専門職として、また多職種連携の一員として力をつけていってもらいたいと思います。


「車いすが姿勢に合わない」「自分で自走したい」「移乗するとき本人も介助者も負担を減らしたい」ホームでも毎日のように福祉用具の話題が出てます。
そんなとき頼りになるのが福祉用具専門相談員です。最近では車いすひとつとっても様々な機能があり、交換しただけで見違えるようにフィットし、快適になったという話を聞きます。ご本人にとっても、介助者にとっても、ちょっとした使い方やフィッティングでストレスがなくなったり、要望にかなったりします。
サンライフではずいぶん前からホームのカンファレンスでも、福祉用具専門相談員が必ず出席するようになっています。居室の環境やご本人の状態を丁寧にアセスメントしてくれるので、アドバイスはとても参考になります。環境調整というどちらかというと目立たない支援かもしれませんが、自立支援や介助者支援で最も大切な支援なんだなあと実感したりします。
先日も、車いすを変更し、ジャストフィットしたためか食事を自分でとる(スプーンで自分ですくってたべる)ことができるようになった事例を聞きました。素晴らしいサポートでした。環境調整の大切さを共有し、今後も連携してよい支援をしていきましょう!!



通所リハの看護師Kさんは、看護師の傍らアロマテラピストの資格をとり、ケアに活かしています。
今回勉強会のテーマにして教えてもらいました。
施設やデイの利用者さんでは、認知症の行動心理症状のある方もいらっしゃいます。アロマを使ったハンドマッサージや、居室での香りが症状の軽減に効果もあるとのこと。確かに、実際に癒されると感じるスタッフも多かったです。

看護ケアの本質はご本人の自然治癒力を高めること。そのためには我々スタッフがゆっくり落ち着いてご本人と向かい合う時間が必要です。
このようにゆったりとリラックスして仕事に励みたいと思いました。


このたび大阪で行われた、事例発表の全国大会に出場してきました。
ここ最近、サンライフのスタッフが様々な場所で発表する機会を得ています(地域ケア会議や、ケアマネ学術大会など)。多くの方の前で発表するのは緊張しますが、とてもありがたい機会で、発表までに準備する過程(プロセス)で多くの気づきや学びを得ます。

今回は、介護付きホームの大会で、テーマは「虐待防止から人材育成~キャリアパスの仕組みづくりについて」が選ばれました。
昨年、高齢者施設に限らず多くの虐待事件が世間をにぎわせましたが、サンライフでは真剣に虐待を防止する取り組むことがなかなかできていませんでした。そんな中、アンケートやチェックリストを活用した研修方法に効果があることがわかり、~虐待を防ぐことから質の向上につなげ、人材育成に発展させる~その仕組みづくりに取り組んだことが、発表のきっかけとなりました。

研究作業は、若手の社会福祉士やケアマネージャーが協力し、1年がかりのデータを整理してようやくできあがったものでした。わかりやすい表現になるよう、サンライフのスタッフの前で予行練習して、助言を得て、修正を繰り返しました。
発表当日、プログラムには全国の有名な事業所の名前が並ぶ中、12にうちの1つに連なり、しかも厚生労働省の方の公演直後の発表だったので余計に緊張しましたが、27歳の若手社会福祉士が堂々とした発表をしてくれました。数百人の聴衆の前でも、声も抑揚も表現も練習以上に素晴らしかったです。

12のうち3つが優秀賞に選ばれるのですが、残念ながら選にはもれました。研究内容や発表方法にまだまだ課題があることがわかりましたが、「虐待防止」を「支援の質向上」や「人材育成」につなげるという考え方には自信が持てました。また、2人の若手協力者や、予行練習で助言してくれたスタッフがこのテーマに関わり、向き合ってくれたことも大きかったです。

スタッフの発表は施設内では慣れてきましたが、外に飛び出して発表する経験がまだ少ないかもしれません。今後は武者修行のように、どんどん外で発表し、恥をかいて、反省して、再度挑戦する職員を育てていかねばと思います。発表のプロセスで得るものはとても大きいですから。


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