トピックス


今年も節分にむけての長い太巻き&稲荷寿司作りを行いました。サンライフでは10年以上行っている恒例の調理レクです。厨房の皆さんは慣れた具合に準備をすすめ、職員も入居者も入り混じっての楽しい時間となりました。そして今年の長さはというと・・・5m20cm!来年のことを言うと鬼が笑うかもしれませんが、来年も同じように皆さんと楽しく、長い太巻きを作りたいですね。ひとまず美味しくお寿司をいただき、皆さんの健康をお祈りしましょう。


毎年恒例の『たんなん福祉機器展』を開催します!今年は、7月12日(金)に 武生商工会館で開催予定です。おかげさまで今年で第9回を迎え、昨年には300人を超える方にご来場いただきました。詳しくはホームページ上の『たんなん福祉機器展特集』のバナーをクリックしてください!皆様にご好評頂き、年々ご来場者様が増えていますので、今年は例年より展示スペースを拡大して行うことを計画しております!現在は参加頂ける企業様を募っている状況で、多くのお問合せを頂いております。今年も『たんなん福祉機器展』を成功できるようスタッフ一同準備を続けて参ります!



※写真は昨年の展示会の様子です。


看取り支援について


平成31年に入り、1月中にお二人の方が最期を迎えられました。お二人ともに施設で(居室で)看取り支援をさせていただきました。
お二人とも、大変に思い出深く、職員としてたくさん勉強させていただいた方でした。
お一人は今年105歳を迎えるはずだった方で、平成16年にこの施設が開設した年に入居され、14年間にわたって入居してくださった方でした。職員も未熟で、施設としてもまだヨチヨチ歩きだった時期から、利用者というよりも、まるで職員のように一緒にいろんなことをつくりあげてくださった方だと思います。様々な出来事を共有し、最期までいろんな指導をしてくださる人間味あふれる方でした。
もう一人は、2年前に「事例研究発表」として当施設での支援内容を全国で発表したときのモデルとなった方です。脳血管障害による重度の機能障害を負いながら、趣味である水墨画や写真をあきらめない方で、この方の意欲に動かされた職員も多かったと思います。80歳代後半になっても、できないことが増えても、いつでも趣味を楽しみ、ユーモアを忘れず、常に前向きに過ごす人格者でした。
お二人ともに、この施設を気に入ってくださり、病院ではなく施設での最期を望んでくださったことを本当にうれしく思います。ご家族、ご親族からのあたたかい感謝の言葉は、我々の心に本当にしみるものでした。看取り支援は、そのプロセスに不安や怖さがあるものですが、どの職員も最期の瞬間を迎えたときまで冷静に、落ち着いた気持ちでケアすることができました。常に、ご本人ご家族があたたかく、信頼関係を築いてきたからだと思います。

最期を迎えられた方には、必ず「思い出アルバム」として、撮った写真をまとめてお渡しするのですが、今回は特に印象深く、ご家族と一緒に多くの思い出を振り返ることができました。未熟で、至らないこともあったと思いますが、職員一同お二人から学んだことを次に活かせるように頑張っていきます。本当にありがとうございました。
*画像は今年のご来光で、写真が趣味のTさんが大変ほめてくださったものです。「こんないい写真はない」と何度も励ましてくださったことを思い出すと、涙腺が緩んできます。つくづくこの仕事していてよかったなあと思います。


今月の勉強会は、看護師より「事故防止やヒヤリハット」について、リスク管理のテキストをもとにグループワークを行いました。
とある移乗介助場面を参考に、①事故防止の考え方 ②ヒヤリハットの背景要因(ハインリッヒの法則)③移乗場面を見てグループワーク=危険因子の抽出(環境、機能障害、意志の伝達など…)④改善、解決策 ⑤普段の仕事の中での留意点(歩行付添の位置など)を話し合いました。
危険因子について、勉強会のような冷静に考えられる場では参加者全員が多くの危険因子を抽出することができますが、忙しい時間、イライラしているとき、体調が良くないときなど、冷静になれない状況に事故が潜んでいるということ。
環境(床、靴、車いすのタイプと位置、ベッドの高さ)、ご本人(麻痺、残存機能、理解力、意識、覚醒度)、介助者(姿勢、重心、身体の密着)の状況を確認するためには???
まず落ち着いた状況をつくること。気持ちの余裕をつくること。そのためにはまず最初に「丁寧な声かけ!」や「ご本人への説明!」が大切で、この習慣を身体で覚えることが大切だとを学びました。


若者に負けない成人式


ファイルイメージ

写真集です


毎年恒例、三田村まつゑ先生と日本民族衣装源流会のみなさんによる着付け企画のレポートです。
今年は、1月9日ということもあって、本当の成人式(1月14日)を前に「若者に負けない成人式」と題した催しとなりました。
成人式は20歳だけのものはない!!60歳になったら一度ゼロにに戻るのです!!という理屈から、20歳×4回目(80歳)、5回目(100歳)の方々も成人式をするべきと先生方が駆けつけてくれました。
写真をご覧ください。豪華絢爛です。この日のために先生が揃えてくれた衣裳は聞いた人はびっくりするほどの高価、高貴なものばかり。
最初は照れていた人も、衣装を身にまとい、メイクをしていくうちにだんだん積極的になり、完成するとお披露目と握手しながら練り歩いてくれました。
20歳代前半の職員も一緒に着せてもらい記念撮影やインタビューも大盛り上がり。先生方も「ばっちゃま劇団」として寸劇や、踊りを披露してくださり、新聞社やTV局も取材に来てくれました。翌日の福井新聞には大きな記事が!!
オノダニグループ社主、会長、奥様もそろって記事に載って、いろんなところから問い合わせをいただきました。
このような企画をしてくださった先生方本当にありがとうございます。利用者さんは、出来上がった写真をみて更に盛り上がり、本当に若返った表情を見せてくれました。まさに「若者に負けない成人式」となりました。


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