トピックス
2/12日に、4回目の勉強会を行いました!!担当は、福祉用具専門相談員『前川』です。 内容は、電動カート・電動車いすの基礎的な部分と保障制度についてでした。
電動車いすは⇒①歩行者扱い(右側 歩道)・・・免許証不要
②電気で走る(家庭用コンセントで充電可能)
③走行可能距離は10~40キロ
④最高時速6キロ(成人の早足程度)
⑤シンプルな操作
色んなタイプの電動車いすがありますので、利用される方の身体状況・利用目的や環境・嗜好等 様々な要素を考慮した上で 最も適した機種を
提案、選定させていただきます。どのような方に適合するのか?軽度者レンタルの条件は?事故や機器操作が心配!!かもしれませんが、
電動車いす専門店と連携しながら、安心安全な外出をサポートさせていただきます!!








越前市府中にできましたコワーキングスペース「LAMP」さんとの合同企画の報告です。
「LAMP」さんとは・・・ぜひ調べてみて、行ってみてください。説明するより直接利用すればわかる素晴らしい場所です。
毎日、子育てサロンをされているということで、先月からサンライフの入居者との交流を始めました。まちなかのこのスペースはとてもおしゃれで、快適な空間でして、入居者さんも施設から出て、いろんな人と交流できる機会になります。
3/1には焼肉パーティをしました。サンライフの入居者Nさんが、特製の「焼肉のたれ」づくりをしてくれるというので、子育てママさんに限らず、地域の様々な方をお誘いしました。Nさんと言えば、サンライフ秋祭りなどでも好評を博した本当に美味しいタレを作ってくれる元焼肉店オーナーの方です。
御年90歳ですが、まだまだうでは衰えておらず、レシピのないタレづくりは「感覚と目分量よ」と決して真似できない工程でした。
大きなボウルいっぱいに出来上がったタレを、(あまり高価でない)お肉に漬け込んで焼くと香ばしい煙が立ち込め、お昼前から商店街に美味しい匂いを振りまいてしまいました。
Nさんは最近体調が思わしくなく、休んでいることが多かったのですが、この日は朝からエプロンを来て、買い物では張り切って選品し、当日の作業も周りに指示しながらイキイキとした姿を見せてくれました。焼けたお肉を参加者がほおばる姿をみているときのとびっきりの笑顔は本当に素敵でした。「自分が嬉しいより、人が嬉しい方が元気が出る」と目を細めながら最後までパーティに参加し、全員大満足の時間でした。
今回、入居者の「素晴らしい才能」を発揮できる場所をくれたLAMPさん、そして参加者のみなさん、本当にありがとうございました。たくさんつくったタレは、施設スタッフも奪い合いの大人気でした。ぜひ第2弾やりましょう!!
(添付は福井新聞が取り上げてくれた記事です)
サンライフリハセンターでは毎月『一歩前進!!』という新聞を発行しています。
様々な活動の様子やおしらせ、リハビリや病気のアドバイスなどを載せています。
今回2月号では、編み物活動とバレンタインチョコづくりをご紹介します!
年明けからは利用者のみなさんに編み物をしていただいてます。編み物の効果についてはみなさんもご存じのとおり、
☀自信や役割が持てる ☀認知症予防にも良い ☀指先の運動にもなる ☀不安やストレス解消 等があげられます。
これまでも昔から編み物が好きでやっている方に個別で声掛けし、おすすめしていましたが、「私だけここで編み物するの恥ずかしい」「みんなとトランプやゲームのほうがいいわ」となかなか続かず・・・
そこでレクリエーション担当者がたくさんの利用者さんに取り組んでもらうために考えた方法はというと、
①簡単に完成するアクリルタワシをつくる
②かわいくお洒落に見本をディスプレーし乙女ごころをくすぐる
③材料はサンライフが用意する
④作品はありがたく使わせてもらう
この方法が見事的中し、たくさんの方が編み物を楽しんでやって下さいました!
福井県が誕生したのは1881年2月7日。
この日を「ふるさとの日」に指定し、郷土についての理解を深め、ふるさと福井への思いを新たにするための日とされています。
サンライフでは昼食に郷土料理をご用意しました。
福井ならではの厚揚げを使用したごはん ・うち豆を入れたなます・ 越前港で水揚げされた越前カレイの塩焼き ・お祝い料理で漆塗りのお椀に盛ることに由来したおおびら ・冬の定番みずようかん の5品を皆様に召し上がっていただきました。
皆様、「懐かしい」「私のところではこんな料理を食べていた」など食事をされながら話が盛り上がっている様子が印象的でした。
私も料理を作りながら料理の由来を知り、昔の福井人の工夫や知恵がたくさんつまっているのだなと感じ勉強になりました。


1月23日に、越前市高齢者虐待防止連続講座が開催されました。サンライフ小野谷として、ケアマネ、介護職、事務次長、栄養士が参加しました。
この連続講座は、昨年2月、6月と、今回の3回連続講座になっていて、主催は越前市長寿福祉課ですが、企画やコーディネートを「たんなん社会福祉士会」が担っています。サンライフには社会福祉士が7名おりますが、今回もそのうち数名がメンバーとしてこの企画に深く携わらせていただきました。
昨年4月から介護保険制度において「身体拘束未実施減算」が施行され、また、今年に入っても虐待事件がニュースとして後をたたず、大きな問題となっていますが、越前市ではいち早くこの研修を通して「虐待」や「身体拘束」に関する勉強を続けています。
「制度化されたから」「減算になっては困るから~」という理由ではなく、安易な身体拘束をしないために、虐待や不適切な支援を防ぐために真剣に議論することが=「支援の質の向上」や「人材育成」につながると信じ、企画し続けてきました。
今回は、事前アンケートを通じ、各事業所の実情を共有し合いましたが、積極的な防止の取り組みや、委員会、認知症ケアの事例、職場環境の改善、離職防止、若い人材の悩み、管理職や設置者の価値観・・・などさまざまな議論に発展していきました。利用者の尊厳を守ることという基本に立ち返りながら、できないジレンマ、人手不足の実情、ご家族とリスク・・・など難しい実情の悩みを吐露する場所にもなり、貴重な機会だったと思います。
越前市は、事業所の垣根を越えて、協力し合う土壌がある珍しい地域だと思います。ぜひこういった研修を続けて、地域全体で福祉人材の育成を図っていけたらと思います。今回も貴重な機会をいただいて感謝です。