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今月の勉強会は、看護師より「事故防止やヒヤリハット」について、リスク管理のテキストをもとにグループワークを行いました。
とある移乗介助場面を参考に、①事故防止の考え方 ②ヒヤリハットの背景要因(ハインリッヒの法則)③移乗場面を見てグループワーク=危険因子の抽出(環境、機能障害、意志の伝達など…)④改善、解決策 ⑤普段の仕事の中での留意点(歩行付添の位置など)を話し合いました。
危険因子について、勉強会のような冷静に考えられる場では参加者全員が多くの危険因子を抽出することができますが、忙しい時間、イライラしているとき、体調が良くないときなど、冷静になれない状況に事故が潜んでいるということ。
環境(床、靴、車いすのタイプと位置、ベッドの高さ)、ご本人(麻痺、残存機能、理解力、意識、覚醒度)、介助者(姿勢、重心、身体の密着)の状況を確認するためには???
まず落ち着いた状況をつくること。気持ちの余裕をつくること。そのためにはまず最初に「丁寧な声かけ!」や「ご本人への説明!」が大切で、この習慣を身体で覚えることが大切だとを学びました。
毎年恒例、三田村まつゑ先生と日本民族衣装源流会のみなさんによる着付け企画のレポートです。
今年は、1月9日ということもあって、本当の成人式(1月14日)を前に「若者に負けない成人式」と題した催しとなりました。
成人式は20歳だけのものはない!!60歳になったら一度ゼロにに戻るのです!!という理屈から、20歳×4回目(80歳)、5回目(100歳)の方々も成人式をするべきと先生方が駆けつけてくれました。
写真をご覧ください。豪華絢爛です。この日のために先生が揃えてくれた衣裳は聞いた人はびっくりするほどの高価、高貴なものばかり。
最初は照れていた人も、衣装を身にまとい、メイクをしていくうちにだんだん積極的になり、完成するとお披露目と握手しながら練り歩いてくれました。
20歳代前半の職員も一緒に着せてもらい記念撮影やインタビューも大盛り上がり。先生方も「ばっちゃま劇団」として寸劇や、踊りを披露してくださり、新聞社やTV局も取材に来てくれました。翌日の福井新聞には大きな記事が!!
オノダニグループ社主、会長、奥様もそろって記事に載って、いろんなところから問い合わせをいただきました。
このような企画をしてくださった先生方本当にありがとうございます。利用者さんは、出来上がった写真をみて更に盛り上がり、本当に若返った表情を見せてくれました。まさに「若者に負けない成人式」となりました。
明けましておめでとうございます。今年のお正月は、とても良いお天気です。
日の出時間にあわせて、最上階のベランダに行きますと、それはそれは素晴らしいご来光が現れました。8階から眺めるまちなか蓬莱町はしんとしながらもとても美しく、少しだけ積もった雪や、お寺の屋根、蔵の辻の風景などが芸術的にすら感じました。
お昼近くになると近くの総社に初参りに向かう人もいて、賑やかになってきて、良いお正月だなあと感じました。
昼ご飯のときに、撮影したご来光写真を早速プリントして、みなさんに見ていただくと、写真なのに手を合わせてご来光を拝んでくれる方もいて、とても嬉しくなる微笑ましい時間でした。その後は厨房からのおせち料理に舌鼓。みなさんも口々に「いいお正月やねえ」と笑顔ををみせてくれました。
今年はこの「初日の出」の恩恵をうけて、みなさまにとって良い一年になりますように心よりお祈り申し上げます。